
インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
谷口 私は実家が空手道場を営む空手一家に育ち、さらに小中高は野球に没頭する日々を送りました。そのようなこともあり、ケガをしない体の使い方など身をもって体験してきたんです。その後、専門学校でアスレティックトレーナーを取得し空手の指導も行ってきました。学校での学びを深めていくことで、教えることのおもしろさや奥深さを感じることができましたね。接骨院併設のトレーニングジムでチーフトレーナーを務めた後、独立し今に至ります。
亀山 アスリートとしての経験はもちろん、トレーナーとして欠かせない座学の知識もお持ちなんですね。ところで、未来アスリートプロジェクトさんでは、伏見桃山校と大阪枚方校の2校を展開しているだけでなく、新たにオンラインでトレーニングスクールを始められるそうですね。
谷口 ええ。現代は、さまざまな知識が気軽に手に入る時代です。例えば、トレーニング方法に関しても、SNSの動画で見よう見まねでできてしまいます。私はその状況に危機感を抱いていました。本来、適切な知識を持つプロが本物の技術、正確な情報を伝えなければいけない分野です。そこで、私たちのオンラインスクールでは解剖・運動学を中心とした座学を取り入れました。これは業界初の試みなんですよ。