B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

犬と飼い主との“通訳” 出張・あずかり訓練も!
泉州ドッグスクールいっぱち 代表 西村一八

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー タージン(タレント)
タージン 泉州ドッグスクールいっぱちさんでは、犬のあずかり訓練や出張訓練から、散歩の代行、ペットホテル、仔犬の紹介なども行っているそうですね。西村代表はやはり、もともと犬好きなのでしょうか。
 
西村 その通りです(笑)。関西ドッグスクールという警察犬の訓練所で約10年間ドッグトレーナーとして修業し、2013年に独立しました。当スクールでは、基本的なしつけやお散歩、噛み癖などさまざまなお悩みを訓練し、飼い主さんとの生活をより良く改善していくためのサポートをしています。最近は、保護犬を引き取ったけれどしつけに困っているというご依頼も増えていますね。
 
タージン 保護犬というと、元気がなく懐いてくれないなど、心を閉ざしている子も多い印象です。
 
西村 ご家族が近付いただけでお漏らししてしまう子もいます。保護犬の子は不信感などで気持ちが不安定な子もいるので、まずは不信感を解いてからでないと気持ちが伝わらないことがあるんです。当スクールでは、1ヶ月のあずかり訓練で普通に散歩に行けるまで改善できた子もいます。もちろんワンちゃんによって性格や特性はさまざまなので、それぞれの子に合った訓練方法を考えて問題を解決していきます。
 
タージン それは飼い主さんも助かるでしょうね。ちなみに、あずかりと出張がある理由が気になります。
 
glay-s1top.jpg
西村 内容によって分けており、基本的には出張訓練で、いつもの散歩コースや公園、または室内など、環境を変えずに訓練することができます。訓練内容によってはあずかり訓練のほうが有効的な場合がありますので、訓練の前にその子に合った訓練方法を飼い主さんと相談して決めていきます。
 
タージン しつけが身に付くと、飼い主さんとワンちゃんの関係もポジティブに変化しそうですよね。私は、飼い主さんが困っている場合、ワンちゃんに問題があるというより、お互いの意思疎通がうまくできていないのではと思うんです。コミュニケーションがすれ違うと、双方にストレスが溜まりますよね。西村代表はそこを改善し、ワンちゃんと飼い主さんを橋渡しされていると感じます。