
インタビュアー 石黒彩 (タレント)
松村(裕) はい。窓口業務から住民対応、イベント担当まで、40年にわたり幅広い業務に携わってきました。その中でもっともやりがいを感じたのが窓口で住民の皆さんの相談に乗り、アドバイスをすることだったんです。それで、退職後も困っている方々のお役に立ちたいという思いで、行政書士事務所を立ち上げました。
石黒 ご経験を役立てるために行政書士の道を選ばれたと。役所に提出する書類って作成が大変ですよね。届け出る内容によって必要な書類が変わるから、その都度対応しなければならないし。
松村(裕) そうした手続きの代行をしたり、書類作成のサポートを行ったりするのが私どもの仕事です。当事務所では特に、車庫証明や自動車登録などのお手伝い、また遺言書の作成など相続関係の相談、法人化、パスポート申請手続き代行、補助金申請などに対応していますよ。
松村(恵) 車に関しては、趣味と実益を兼ねているんですよ。松村は何でも自分でつくるのが好きで、古いキャンピングカーを購入して快適に車中泊できるようにいじったりしているくらい、車好きですから。車庫の屋根もDIYで建ててしまったくらいです(笑)。ですから、自動車関連のお手続きは当事務所にお任せください。

事務としてサポートする妻の恵子氏(右)
松村(裕) 地域の皆さんのお役に立ちたいという思いが強いですね。もちろん、ご依頼があれば遠方でも駆けつけますよ。
松村(恵) 少子高齢化などの影響もあって、最近は自治会や町内会に加入しない方も増えていると聞きます。加入者が減ったため、活動するうえで一人ひとりの負担が大きくなっているのだとか。そういう状況の中で当事務所が、地域の絆をつないでいくことが大切だと考えています。