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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生きる力を育む場所で
一人ひとりに最高の教育

 
生涯を支える柱は“生きる力”
 
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石倉 さらに、当塾では就職や資格取得を目指せる「大人プラン」や「PROGRESS」というフリースクールも展開しています。
 
亀山 ということは、不登校の子どもたちのサポートもなさっているんですか?
 
石倉 ええ、不登校のお子さんと保護者の方のために立ち上げました。こちらも、自分で考える力を育てることに取り組んでいます。英数国理社の勉強がメインではないんです。しかし、当塾に通っていただくと学校出席扱いになるんですよ。学校に出向いて説明したところ、先生方が賛同してくださって実現しました。地域の皆さんにも協力していただいており、本当に感謝しています。
 
亀谷 本人にとって励みになりますし、保護者の方も喜ばれるでしょうね! あらためて、お二人が考えるこちらの塾の強みや特色はどのような点か、お聞かせください。
 
森 やはり、学校では学べない教育を打ち出している点でしょうか。例えば、昼食の調理についても、自分で何を食べたいか考えて献立を決め、買い物に行き、調理してもらいます。私たちは口を出さずに、ちょっとしたこともすべて自分で決めてもらうんです。自分で考える力は、社会で生きていくうえで必ず役に立ちます。それに、自身で考えられるようになってくれば、他の家事や交通機関の使い方といった暮らしを営むうえで欠かせないさまざまなスキルも自然と身についてくるものです。
 
亀山 テストの点数を伸ばす勉強ではなく、こちらも生きていくために必要な力を高める教育ですね。そういう部分をフォローしてくれると親御さんも安心でしょう。保護者の方とも、コミュニケーションをこまめに取る必要がありますね。
 
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石倉 もちろんです。当塾のような存在は保護者の方の理解がないと成り立ちません。一方、保護者の方もお子さんに関して次々に悩みが出てくるので、相談相手が必要なんです。私たちは夜遅くに連絡いただいてもご自宅まですぐ駆け付けるなど、お困り事には迅速に対応するよう努めています。また、地域の小中学校の相談窓口も設けていますよ。
 
亀山 地域の教育機関とも連携されているのはとてもいいですね。学校の先生は受け持つ生徒の数が多いから、どうしても細かい部分まで手をかけにくくなると思います。勉強も運動もできるけれど急に態度が荒々しくなるという子もいるようですし、そういう子にも、本当はもう少し学校でうまくケアしてあげられるといいですよね。
 
 
 
 

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