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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生きる力を育む場所で
一人ひとりに最高の教育

 

マニュアルに頼らない個別の指導

 
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亀山 塾の内容も、詳しくうかがっていきましょう。具体的なコースなどがあるのでしょうか?
 
石倉 社会生活をスムーズにする「ライフスキルプラン」、考える力を養う「思考力プラン」、受験指導の「職業学科受験プラン」、幅広い進路に対応する「受験指導プラン」といったコースも設定しているものの、「あなたは何々コース」とすべてを決めるわけではなく、お子さん一人ひとりに合った教育を行っています。まず、一人ひとりが何に悩んでいるか、将来はどのようになりたいかヒアリングしたうえで、保護者の方を交えて話しながら、教育方針やカリキュラムを決定しているんです。
 
亀山 いわばオーダーメイドの教育ということですね。確かに、お子さんによって症状も違うでしょうし、悩みの内容も違いますよね。
 
石倉 そうなんです。その時点で本人に必要なものを提供することからスタートします。
 
亀山 必要なものというのは、本や教材ですか?
 
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 教材に関しては、学習レベルを見たうえで、その子に合わせたものを手づくりで作成しています。場合によっては、その日の様子を見て決めることもありますね。例えば、お金の計算に取り組み、実践編として買い物に行きます。買い物で知らないものや言葉と出会い、それを学習につなげる。つまり一つの学習からその子の伸びしろを見つけて深めていく。広がりをもって学ぶことで新たな可能性を見い出すことができるんです。
 
亀山 オリジナル教材と、リアルな勉強ですか。なるほど、だからこそ、きめ細かな教育が可能なんですね。
 
石倉 手間と時間を惜しまなければ、豊かな教育を行えます。私たちが重視しているのは、それぞれの“本質を問う力”を養う教育。買い物や調理などの生活スキルを磨くことも、教育のツールの一つとして取り入れており、そうした日常の体験の中で「なぜ?」、「どうやって?」という疑問を持ち、自身で考える力や本質を問う力を育むことに注力しています。当塾が一軒家なのも、家事に取り組む適切な環境を用意したかったからなんですよ。
 
 しかもマンツーマンなので、お子さんは成長に合わせて、その成長段階に合わせた学習に取り組んでいくことができます。
 
亀山 子どもたち一人ひとりに合わせて環境を整え、その子が社会に出ることを見据えた、自立するためのトレーニングができるのですね。まさに、生きる力が養えるので、とても心強いですよ!