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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ペットロスを癒すのは 傾聴と寄り添いの姿勢
ともしび 代表 古川絢菜

 
プロフィール 奈良県出身。多角的な病院経営を目標に医学部を志す中、ペットロス専門のカウンセラーとして活躍する母の後方支援をすべく、19歳でペットロス専門のカウンセリングサロンともしびの代表に就任。固定観念にとらわれず、「世の中に必要とされる唯一無二の事業をつくる」をモットーに、ペットロスで悩む飼い主が気軽に受けられるカウンセリングサロンの経営に奮闘している。2019年にアメリカのヒューストンにて行われたNASAの学生向け研修に参加、2020年にはフィリピンセブ島でのオーケストラボランティア活動にも参加。現在は中小企業診断士の資格取得を目指し邁進中。【ホームページ
 
 
 
「ペットロスを癒すのは、カウンセリングの力」。ともしびの古川絢菜代表は、そのように考えている。15歳未満の子どもの数よりも、ペットの数が多くなっている日本において、ペットロスに悩む人は多い。心療内科を受診するという選択もあるが、多くの医師は対症療法しかできない。そこで、力を発揮するのがカウンセリングだ。傷付いた心を癒し、前に進む勇気を持ってもらいたい、これが絢菜代表の信念である。
 
 
 

犬嫌いの母親がペットロスのカウンセラーに

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン ペットロス専門のカウンセリングを行われているともしびさん。今日は、古川絢菜代表とお母様の燈(ともしび)よう子さんにお話をうかがいます。この事業は、親子二人三脚で運営されているそうですね?
 
古川 はい。娘の私が代表を、母は主にカウンセラーを務めています。私は、もともと医学部を目指して勉強中だったんです。でも母の仕事をそばで見ているうちに、ペットロスに特化したカウンセリングを、私のアイデアを取り入れて世に広めたいと思うようになり、自らプロモーションを買って出ました。
 
タージン するとお母様のよう子さんはカウンセリングに専念され、そのカウンセリングを事業として成り立たせているのが絢菜代表ということなんですね。最初にともしびを立ち上げたよう子さんは、やはり動物がお好きだったんですか?
 
 実は私、昔は犬が大の苦手だったんです(笑)。夫も娘も犬を飼いたがっていたのを、私が反対するほどでした。でも、ある日自宅に帰ったら、仔犬がいたんですよ(笑)。その日から私の人生が変わりましたね。
 
タージン そもそも犬が苦手だったというよう子さんが、ペットロス専門のカウンセリングを手がけようと考えたきっかけが気になりますね!
 
 
 
 

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