プロ格闘家としての経験と真剣に悩んだ日々

インタビュアー 岩崎恭子(元競泳選手)
織田 はい、織田信長の実弟にあたる有楽齋(うらくさい)が先祖です。武将であり茶人でもあった人物で、有楽町の地名の由来になったと聞いています。
岩崎 すごいですね。武将の血を引く織田院長ご自身の経歴についても教えてください。
織田 もともと私の父はトレーナーをしており、怪我をするたびに応急処置や施術を受けたり、トレーニングやストレッチのアドバイスを受けたりするような環境で育ちました。やがて中学生で空手を中心とした武道を始め、高校に進学後にはお世話になっている武道の先生が運営する整骨院でアルバイトをさせてもらっていたんです。その後、国家資格である柔道整復師の資格も取得しまして。また、学生時代にはキックボクシングも始めており、整骨院で勤務もしながらプロデビューを果たしました。
岩崎 若くしてプロ入りしたとは立派です! でも、勤務もしながらだとかなりハードだったのでは?
織田 おっしゃるように、仕事との両立が難しく、わずか5戦で引退することになったんです。さらに、現役中のダメージの蓄積と、挫折による精神的ストレスから、頭痛、腰痛、不眠、倦怠感、そして蕁麻疹に悩まされるようになりました。
岩崎 かなり大変な状況だったのですね・・・。その後の展開から現在のご活動に至るまで、詳しくお聞きしたいと思います!