
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
阿部 弊社は住宅や店舗・ビル・古民家などあらゆる建物のリフォームや、水回りの修理などを手がけております。日々の仕事で大切にしているのは、お客様にご要望を遠慮なくおっしゃっていただけるよう、家族や友だちのような関係になること。しっかりとコミュニケーションを取ったうえで、ご納得いただける空間に仕上げます。
濱中 要望をきちんと汲み取るため、コミュニケーションを非常に大事にしていると。そのコミュニケーション能力はどうやって培ったんですか。
阿部 実は野球のおかげなんです。私は小学5年から野球を始め、中学ではキャプテンを務めました。その後、推薦で強豪高校に進み、1年生のキャプテンに指名されたんです。80人にもおよぶ同学年のみんなをまとめて一つの方向に導く役目にはプレッシャーもありましたが、このときの苦労と経験が今の仕事にも生かされているんです。
濱中 チームワークが悪いと試合に負けてしまうのと同じように、リフォームも現場の輪が乱れるといい仕事ができないものなのでしょうね。
阿部 ええ、独りよがりな選手ばかりでは試合には勝てないですよね。リフォームも同じで、全員が目標を共有し全力で汗を流すことが大事。ですから弊社が求める人材や協力会社の仲間に欠かせないのは協調性です。細かい作業を「もういいや」とすぐにあきらめるのではなく、何事も最後まで頑張って責任を果たしてくれる職人を求めています。
濱中 妥協のない仕事で、お客さんの理想のリフォームを実現して喜んでもらう。これが何よりの栄冠ですよね。

「仕事を楽しむ」とは‥
お客様が喜んでいる姿を見られると、とても嬉しくなります。そうやって笑顔になっていただくために、妥協せずに質を追求していくのが楽しみですね。
(阿部拓磨)