
インタビュアー タージン(タレント)
箕浦 トランジスタは冷たい音である一方、真空管アンプはとても優しくてハリのある温かい音がするんですよ。もちろん、その違いを聞き分けられる耳を持っていることが前提でして、違いのわからない方の耳で聞いた場合は、どれも同じ音に聞こえるかもしれません。
タージン なるほど。プロなど、わかる耳を持っている方にとっては、真空管アンプが壊れたからといって、トランジスタのアンプに替えるというわけにはいきませんよね。
箕浦 はい。しかも、真空管はパワーがあります。トランジスタより部品の数が少なく、メンテナンスもしやすいんですよ。そうはいっても、真空管アンプを普通の楽器店に持ち込んでも直すことはできません。また、今の真空管は100%海外製でして、価格も上がっているので当店のような修理専門のショップもどんどん減っているんです。
タージン そうなんですか! そのような時代の中で、修理してくれる箕浦代表の存在は貴重ですよ。
箕浦 ありがとうございます。当店はアンプ修理だけでなく、さらに音を良くするための改造も得意なんですよ。私は真空管に限らずアンプの部品を見るだけで、いい音が出るかどうかがわかるので、常にアンテナを張って優れた部品を取り寄せておくなど、こだわりの修理に打ち込んでいます。おかげさまで全国にご愛顧いただいているお客様がいらっしゃるんですよ。
タージン これほど確かな腕を持っている箕浦代表にはたくさんファンがいるのもうなずけます。非常にやりがいのあるお仕事だと感じます。将来の目標はいかがでしょう?

タージン オーディオマニアやミュージシャンは、箕浦代表が真空管アンプの修理をやめると本当に困ってしまうでしょう。それだけ本物の職人である箕浦代表には、ぜひいつまでも頑張っていただきたいですね。そして、大勢の方にいい音の素晴らしさを伝えてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
失敗を恐れず勇気を持つことですね。若いうちは辛いことにもたくさん耐え抜いて、その先で起業するのも一つの道だと思います。
(箕浦実)
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