
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八重垣 弊社では大阪・北新地でバー「CLUB 08(クラブゼロハチ)」「08 VIP」と東京・銀座で「Bar 08(バーゼロハチ)銀座」を展開しています。また、北新地で2017年から経営している馬肉専門店「馬光」も大人気なんですよ。北新地で馬肉専門店は珍しい存在でして、私は料理長と共に本場の熊本へ何度も足を運び、良質な馬肉の仕入れルートを自ら開拓してきました。非常に苦労しましたが、今の仕入れ先様には感謝しています。
八木 熱意が伝わったんですね。私も馬肉は大好きでして、どのようなメニューがあるんですか?
八重垣 工夫を重ねてブラッシュアップしたメニューは、「はりはり鍋」「ハンバーグ」「ステーキ」「すき焼き」など多種多様です。はりはり鍋は夏でもお召し上がりになるお客様が絶えませんし、牛肉だと重すぎるすき焼きも、ヘルシーな馬肉なら気軽に食べられると女性の評判が高いですね。また、これからの飲食店には見栄えの良さも欠かせません。そこで「階段盛り」のようなインパクトのあるメニューもそろえています。
八木 遊び心たっぷりの洗練されたメニューは、どれも華やかでおいしそうです。一方、飲食店はコロナ禍で微妙なかじ取りが必要になりました。この苦境を八重垣社長はどうやって乗り越え業績を伸ばしていらっしゃるのでしょう。
八重垣 弊社のスタッフは、私の昔からの友人が中心。そこから生まれる和気あいあいとした雰囲気が私たちの一番の強みだと思います。スタッフの頑張り、そして常連のお客様の応援で、弊社はコロナ禍を力強く乗り切っているところなんですよ。現在の厳しい環境の中で、周囲の方々の支援には心から感謝するばかりです。

八重垣 もちろんです。飲食業は人と人をつなぐ仕事。私は「世のため、人のため」に「仲間のため」を加えた言葉をポリシーに掲げているんです。これからも弊社は何かに挑戦する人を積極的に採用します。例えばエンタテインメント性を追求した新しいスタイルの焼肉店も展開したいと考えているので、ぜひ、ご期待ください!
八木 強力なリーダーシップとチームワークを大切にする姿勢。この両輪を兼ね備えた八重垣社長の未来が私もますます楽しみになりました!
「仕事を楽しむ」とは‥
自分が「こうしたら楽しいだろうな」ということを考えて、サービスとしてお客様に日々提供しています。だからこそ、何事もまずは自分が積極的に楽しむことが大事ですね。
(八重垣壮志)