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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの凸凹を改善!
脳育で未来の人財輩出

 

関係者が常に笑顔で帰宅できるように

 
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八木 脳育個別指導BELさん独自の指導法を具体的に教えてください。
 
藤本 例えば、発達障害と診断され、字が読めない、書けない、学校に行くのも嫌というお子さんがいました。ずっと付き合っていくとそのお子さんは聴覚がすごく発達している一方、視覚が弱いことに気付いたんです。そこを発見してから親御さんと連携し、聴覚からのアプローチで聴覚力を伸ばしつつ、視覚を改善することを目指してトレーニングをしました。
 
八木 聴覚が優れていると音楽性も豊かだと聞きます。その力がその子の長所だったわけですね。
 
藤本 はい。人には長所と短所がありますし、脳の成長も各人によって異なり、誰一人として、同じではありません。だからこそ、その人に必要な学習トレーニングを行い、活かせる能力は伸ばし、足りない能力は補って改善していくことを退治にしているんです。
 
八木 なるほど。そのようなアプローチであれば、不自由な部分も改善できそうです。
 
藤本 ええ、年齢的になるべく早いうちにトレーニングしたほうが、効果も出やすいと思います。しかし、脳は何歳からでも進化していくので、いつからでもトレーニングすることは大切です。
 
八木 灯台下暗しというように、自分の子となると見えにくい部分もたくさんあるでしょうから、専門家のご意見を聞くことは大切だと思います。
 
藤本 そう思っていただけると光栄ですね。教室を開校した時期が、ちょうどコロナ禍と重なって対面での会話が難しくなりました。そこで、訪問スタイルにしたところ、お子さんが抱える問題の背景には、ご家庭の子育て環境が十分ではないケースが多いということに気付きました。例えば、ご両親がお部屋の片付けが苦手だと、お子さんの脳内にも影響が出るので、その子の身の回りだけでも整理するようにとアドバイスしています。また生活全般をお聞きして食事や睡眠といったところもお話しさせていただいております。
 
八木 先天性な問題だけでなく、後天的な要因で子どもの脳の発達に影響が出ることがあるんですね。
 
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藤本 はい、最近は数値では測りにくい、積極性や粘り強さ、リーダーシップやモチベーションの高さといった能力、いわゆる非認知能力が、社会生活を送るために重要とされています。そして、子どもの非認知能力を伸ばすことが注目されているんです。子どもの非認知能力をチェックすると、その子に対する理解が深まり、問題の原因が家庭環境にあるのか、先天的な脳のものなのかという見極めにもつながります。子どもたちの自己肯定感を高めながら、安心できる居場所をつくってあげて、悩んでいる当事者・保護者の方々が常に笑顔で自分らしく過ごしていくことができるような取り組みを徹底しています。
 
八木 子どもたちが健やかに育っていく環境づくりをサポートしてくれる藤本代表の仕事は、実は日本社会の将来につながるものだと思いました。これからの日本を成長させてくれるのは、若者たちですからね。そのためにも、子どもの教育は優先されるべきことで、真剣に取り組まないと日本は沈没しかねません。これからも藤本代表には、悩める人たちの道しるべになってほしいです!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
 自分らしく生きていくために、目的をしっかりと持って進んでいく。しかし、迷ったときは、「迷ったら一歩前」というプロ野球の星野仙一さんの言葉がとても好きです。目的地を明確にしながら、何があっても大丈夫という気持ちでいれば、一度しかない人生を楽しめると思います。
(藤本悦子)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 脳育個別指導BEL
■ 所在地 〒543-0002 大阪府大阪市天王寺区上汐3-8-4 プラスビル411B
■ 事業内容 学習支援/脳力育成
■ 創業 令和元年3月
■ ホームページ https://nouiku-bel.com/
■ Instagram https://www.instagram.com/braineducationlab/?hl=ja
■ Facebook https://www.facebook.com/braineducationlab/
 
 
 
 

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