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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

子どもの凸凹を改善! 脳育で未来の人財輩出
脳育個別指導BEL 代表 藤本悦子

 
プロフィール 大阪府出身。学業修了後、多様な職種を経験。子どもを授かったことで国際教育を行う教室を立ち上げる。その後当時小学校3年だった息子の不登校をきっかけに、脳科学と出会い脳科学から教育を行うBELメソッドの研究、開発に取り組み、脳育トレーナーとして活動を開始。2019年には脳育個別指導BELを開校。現在は、脳育個別指導の講師として、当事者・保護者・教育者に幅広く指導を行っている。【ホームページ
 
 
 
「日本の子どもたちの自己肯定感の低さは際立っている」と語る、脳育個別指導BEL(ベル)の藤本悦子代表。日本社会の現状に危機感を抱き、少しでも社会貢献したいという思いで事業を立ち上げたという。自らの子どもが不登校を経験したからこそ、同じ境遇の保護者の心情がわかるのであろう。子どもに親身に寄り添い、ときに厳しく接する愛情深さと、脳育という脳科学による新アプローチで、全国に笑顔を増やしている。
 
 
 

困っている子ども・保護者・教育者を支援

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 大阪市天王寺区に教室を構える、脳育個別指導BELさん。脳育という言葉は新鮮ですね。指導方法など詳しくうかがっていきたいです。まずは事業内容から教えてください。
 
藤本 当教室では、医師から発達障害と診断されたお子さんや、そうした診断はないものの、いわゆるグレーゾーンの可能性があるお子さん、不登校になってしまったお子さんはじめすべての子どもたちへ、脳の発達状態に合わせたオーダーメイドのトレーニングをして人間力を育んでいます。また、子どもと接する大人の意識を変える必要性もあると思いますので、保護者向け、教育者向けの講座も設けていますよ。教育者向けに関しては、学校教師のみならず、塾の先生やピアノ講師など、子どもたちに関わる立場の方々に向けて幅広く対応しています。
 
八木 なるほど。私も野球を教える身なので大変興味深いです。最近は、どんな人に講座を実施しましたか?
 
藤本 ピアノとバイオリンの講師さんが、発達障害などの子どもへの接し方に悩みを持っておられたので、その部分に傾注してお話をしました。
 
八木 藤本代表がどのような背景からこの教室を設けたのか、がぜん興味が湧いてきました!