揚重業の経験を積み独立

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
本田 私はもともと、大阪の引っ越し業者で働いていました。この頃に、リサイクル品の販売の仕事もしていたんです。揚重業を知ったのは、先輩がその仕事をしていて興味を持ったのがきっかけでした。それで、大阪での生活はやり切った感もあったので、23歳のときに名古屋に移住して揚重業の会社に勤め始めたんです。
畑山 思い切った決断をされましたね。お若いのに大したものです。独立はいつ頃でしょう?
本田 会社勤めのあとは個人事業主として揚重業の経験を積み、昨年2021年にKIYOGENとして法人化しました。
畑山 会社で経験を積み、個人事業主として土台をつくり、満を持して会社を設立されたわけだ。具体的に、揚重業とはどんな業務をする仕事なんですか?
本田 建築現場には多様な資材が届きます。弊社のメイン事業は、それらの資材を指定された場所へ、傷付けることなくスピーディに荷揚げ・搬入する作業になります。