
インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
松田 私は20歳で総合格闘技を始め、同じ時期から大工として働くようになりました。独立したのは26歳の時です。弊社は現在、住宅や店舗の新築・リフォームをメインに、外構・エクステリア・土木工事なども手がけているんですよ。施工の際はお客様との距離感を大切に、お客様が持っている漠然としたご要望を具体的に引き出して、イメージを形にすることをモットーとしています。お客様からいただく“ありがとう”の声や、喜ぶ笑顔が原動力となっていますね。
畑山 請け負える工事の幅が広くて驚きましたよ。御社ではそのほかに、さらに異業種にも挑戦していらっしゃるとか。
松田 はい、弊社は放課後等デイサービスも運営しているんですよ。もともと私の妻と私の同級生は同じ会社で障害児の支援をしていました。私も社会の役に立ついい仕事だと感銘を受け、2020年に弊社で事業をスタートしたんです。妻や同級生をはじめスタッフ全員の頑張りで3店舗まで拡大したものの、申し訳ないことにキャンセル待ちのお子さんもいらっしゃるほどです。そこで、間もなく最初のフランチャイズ店も開業する予定です。
畑山 奥様や同級生など手練れのプロが運営する施設なら安心ですよ。他にも、松田社長の情熱はまた別の事業も生み出したようですね。
松田 実は、2022年10月に総合格闘技のジムをオープンしたんですよ。営業時間は18時から22時まで。打撃・寝技など各分野の専門家も丁寧に指導しています。選手ファーストで一人ひとりがやりたいことを実現できるジムにする。これが私の目標です。
畑山 松田社長は、なぜそこまで人のために頑張ることができるのでしょう。

畑山 仕事は利益だけを追求しても絶対にうまくいきません。でも、松田社長は「誰かのために」という動機で動ける方です。これからも大勢の人を支えてあげてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
働くという意識ではなく、「人に感謝しながら、人のために動く」という感覚のほうが強いので、自然と楽しめていますね。
(松田大輝)