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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ドローン事業×教育で 子どもの挑戦を応援!
FAIZ/Drone DSP 代表 土林巧

 
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インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
狩野 大阪府吹田市に拠点を置くFAIZ(ファイズ)さん。土林代表は、こちらのDrone DSP(ドローン ディーエスピー)さんも運営されているそうですね。さっそく、ドローンを活用した最先端の事業について詳しく教えていただけますか。
 
土林 まず、FAIZではエンジニア出身の私がドローンによる撮影、オリジナルドローンの製作、修理、プログラミング、3Dプリンタやロボット製作の教室などを展開しています。市販されていない特殊な用途のドローンも数多く手がけてきました。
 
狩野 ドローンで業務を効率化したい、事業を拡大したいとお考えの企業は、まず土林代表に相談してみるべきですね。一方、Drone DSPさんではどのようなお仕事を?
 
土林 DSPは「Drone Sports Practice」の頭文字で、ドローンを使ったスポーツの飛行練習場です。現在、取り組んでいるのはドローンサッカーの普及でして。球状のフレームで覆ったドローンを飛ばし、フィールドの両サイドに設置したリングの中をくぐらせて得点を競うのがドローンサッカーです。対戦は5対5で、守備側・攻撃側の各ポジションがございます。
 
狩野 私は詳しくなかったのですが、徐々に人気が高まっているそうですね。
 
土林 ええ、2025年にワールドカップも開催されることが決まっていて、これからですね。現在、大阪でドローンサッカー大会が開催できるのはDSPのみです。ドローンサッカーはお子さんから高齢者まで誰でも参加できるスポーツなので、地域や会社のサークルなどで楽しんでいただきたいですね。
 
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狩野 ドローンの輪がどんどん広がってほしいですよね。土林代表が、このようにドローンを活用にされるようになったきっかけが気になります。どういったご経歴なのでしょう。
 
土林 子どもの頃から数学やものづくりが好きだった私は、近畿大学で機械工学を学びました。当時、私がハマっていたのがUFOキャッチャーでして(笑)。もともと空間認知能力が高いと自負しており、UFOキャッチャーの爪の角度なども三次元で考えて腕を奮っていました。そんなUFOキャッチャーの技術と、大学で学んだ機械工学の知識がマッチしたのがドローンだったのですよ。