
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
中野 引越し業界にはアルバイトで入り、支店長も経験しました。その後、軽貨物や大手通販の宅配業に携わる中で、置き配が主流となり人と関わる機会が減って、物足りなさを感じるようになりまして。というのも、私は人と接することが大好きなんです。接客をするならやはり引越し業界だとあらためて気付き、起業を決意しました。
嶋 仕事にやりがいを求めて独立されたのですね。ホームページを拝見すると、エアコンのクリーニングや洗濯機の取り付けなど、トータルに対応してくださるんですね。
中野 ええ、そこが強みの一つだと考えています。大手さんだと洗濯機の取り付けなどは他業者に依頼するため、引越し当日は使えないこともあります。しかし私どもには引越しに関わる業務をすべて担えるノウハウがあるので、家電もその日に設置し、すぐに生活を再開していただけますよ。梱包だけなど細かなご依頼もOKです。妻と協力しながら、フットワーク軽くお引越しをお手伝いいたします。
嶋 奥様も現場にいらっしゃると、女性のお客さんは安心するでしょうね。
中野 特に単身女性の方からのご依頼が多いので、妻がいてくれて助かっています。マッチョな男性スタッフばかりだと、不安に感じる人もいますよね(笑)。
嶋 ただ、引越しは力仕事ですから、ご夫婦でも大変な場合があるのでは?

嶋 そんなことまで! 「便利屋」と名乗られている由来が、腑に落ちました。事業が軌道に乗るまでは、いろいろなご苦労もあったのでしょうね。