
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
岩松 私は高校卒業後から建設業界に入り、高速道路やダムなどの現場で施工管理の仕事をしていました。ただ、勤務先の会社は転勤が多かったんです。それが嫌だった私は、5年間勤めたのちに独立を決意しまして。運送業界に飛び込み、個人事業主のドライバーになりました。
嶋 とても思いきった挑戦ですね! 実際に運送の仕事を始めてみていかがでしたか。
岩松 会社に勤めていると、どうしても上司からいろいろなことを言われて嫌な思いをしますよね。でも、軽貨物運送は、車に乗ってお客様に荷物をお届けする仕事です。一人でいる時間が長いのでストレスを感じることもなくなりました。それに、自分のペースを保ちつつ、荷物を運べば運ぶほど稼げるのも軽貨物運送の仕事のいいところ。この仕事が自分に向いていると魅力を感じた私は2021年3月に弊社を創業しました。
嶋 合同会社LIFIXさんでは、どのような働き方ができるのでしょう。これから軽貨物のドライバーを目指す方のために詳しく教えてください。
岩松 弊社は、業務委託という形でドライバーと契約を結んでいます。もちろん社員でなくてもスタッフを守る責任があるのは同じこと。この業界の会社の多くは同じパターンの仕事しか用意していないのですが、私は面接の際にどんな働き方をしたいのかというニーズを丁寧にお聞きして、その希望に合った配達ができる環境を用意しているんですよ。
嶋 ドライバーさんのライフスタイルに合わせて、いろいろな働き方ができるわけですね。
岩松 嶋さんのおっしゃるとおりです。“午後の2時間だけ”という主婦の方でも、“たくさん配達してがっつり稼ぎたい”という男性でも働きやすいのが弊社の特長。だから性別や年齢を問わずさまざまなドライバーが活躍できるんです。

岩松 運送業はサービス業です。ですから私はお客様への挨拶など、接客の充実にも力を入れています。弊社のドライバーの7割は未経験からスタートしていて、1週間から1ヶ月ほどかける研修では私が助手席に乗って丁寧に指導していますよ。受け持ちのコースやお客様の情報をしっかりと教え、一人になっても戸惑うことがないようにじっくりと育てています。