
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
三宅 もともと私はリラクゼーションサロンに勤務していました。20代後半でこの仕事に転身したんですよ。スタートは遅かったものの、すでに15年以上のキャリアを積んでいます。
嶋 前にお勤めだった会社を辞め、独立したきっかけはなんだったのでしょう。
三宅 水道工事の業界は参入のハードルが低いこともあり、残念なことに高額な料金を請求したり、「お客さんは配管まで見ないから」と手抜き工事をしたりする業者もいます。実は私が勤めていた会社も、あまり誠実とは言えない会社だったんですよ。
嶋 生活のために我慢し続けた三宅代表も、ついに堪忍袋の緒が切れたわけですね。
三宅 ええ、「お客様にはわからない」というなんでもありの風潮に疑問を感じた私は、適正価格で見えないところもきちんと施工するため、2015年7月に当店を開きました。
嶋 家の中で水が漏れていたら「とりあえず止めてほしい」と考えるのが当たり前です。無事に止まれば、どういう作業をしたのかまではなかなか気にしません。業者さんの「こういう工事をしました」という説明を信じ、言われた通りの金額を払うしかないんですよ。でも、三宅代表のご対応はまったく違うようですね。
三宅 そうなんです。私が何よりも大切にしているのは、工事をする前からお客様としっかりコミュニケーションを取ることです。現場を確認し水漏れなどの原因を突き止めたら、絶対に必要な工事はこういう内容で、費用はいくらかかりますとわかりやすくご説明します。