B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

丁寧な説明と適正価格で 水回りのトラブルを解決
みやけ水道設備 代表 三宅竜二

 
プロフィール リラクゼーションサロンを経て、水道設備の会社に入社した。顧客と関わる中で、適正価格のわかりにくい制度や、手抜き工事が多いことに疑問を持ち起業を決意。2015年7月にみやけ水道設備を立ち上げ、トイレやキッチン、浴室などの水回りの工事を手がけている。適正価格を守り、顧客に必要な工事について丁寧に説明することをモットーとし、日々仕事に邁進中。【ホームページ
 
 
 
手抜き工事や高額請求が社会問題になっている水道工事。その中でわかりやすい説明、見えないところも手を抜かない施工、適正価格を守り高い信用を誇っているのが、東京都府中市のみやけ水道設備だ。一刻も早く解決したくて焦ってしまうのが水のトラブル。だからこそ、三宅竜二代表は時間をかけて顧客と信頼関係を築くことをポリシーに掲げ、今後も自分にできる範囲で暮らしを守り続けたいと実直に語ってくれた。
 
 
 
なんでもありの水道工事に疑問を感じ独立
 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 嶋大輔(タレント)
 東京都府中市を拠点にご活躍中の、みやけ水道設備さんにお邪魔しています。事業内容はトイレ、キッチン、浴室など水回りの工事だそうですね。まずは、三宅代表の歩みを教えていただけますか。
 
三宅 もともと私はリラクゼーションサロンに勤務していました。20代後半でこの仕事に転身したんですよ。スタートは遅かったものの、すでに15年以上のキャリアを積んでいます。
 
 前にお勤めだった会社を辞め、独立したきっかけはなんだったのでしょう。
 
三宅 水道工事の業界は参入のハードルが低いこともあり、残念なことに高額な料金を請求したり、「お客さんは配管まで見ないから」と手抜き工事をしたりする業者もいます。実は私が勤めていた会社も、あまり誠実とは言えない会社だったんですよ。
 
 生活のために我慢し続けた三宅代表も、ついに堪忍袋の緒が切れたわけですね。
 
三宅 ええ、「お客様にはわからない」というなんでもありの風潮に疑問を感じた私は、適正価格で見えないところもきちんと施工するため、2015年7月に当店を開きました。
 
 家の中で水が漏れていたら「とりあえず止めてほしい」と考えるのが当たり前です。無事に止まれば、どういう作業をしたのかまではなかなか気にしません。業者さんの「こういう工事をしました」という説明を信じ、言われた通りの金額を払うしかないんですよ。でも、三宅代表のご対応はまったく違うようですね。
 
三宅 そうなんです。私が何よりも大切にしているのは、工事をする前からお客様としっかりコミュニケーションを取ることです。現場を確認し水漏れなどの原因を突き止めたら、絶対に必要な工事はこういう内容で、費用はいくらかかりますとわかりやすくご説明します。
 
 
 
 

アーカイブ一覧

分野で選ぶ

バックナンバー

最新記事

話題の記事