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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

元消防士の格闘家が指導 キックで心身を健康に!
OHANA Fire Fighters Gym 代表 金谷英樹

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 兵庫県西宮市のOHANA Fire Fighters Gym(オハナファイヤーファイターズジム)さん。まずは、金谷代表のプロフィールを教えていただけますか。
 
金谷 私は中学までサッカーに打ち込んでいて、3年生になり引退する頃はK-1に熱中していました。特にアンディ・フグ選手が大好きでした。その影響で、空手道場に通いはじめ、18歳でキックボクシングに転向し、24歳までプロのリングに上がっていました。その後、消防士になり、当ジムをオープンするまで10年間勤務していました。
 
畑山 なぜ消防士を辞めてジムを開業されたのですか?
 
金谷 私は人を助ける仕事をすることが夢でした。だから消防士になりました。その仕事を通じて、亡くなった方を多数見てきました。そのほとんどが救急現場で目にする、生活習慣病によって亡くなる方や鬱病で自殺する方でした。火災や事故現場に比べ圧倒的多数でした。どうにかして、こういった病気から人を救う方法はないか、ずっと考えていました。
 その頃に縁あって世界レベルの名トレーナーと出会いました。その方は、世界最大の格闘技団体である。UFCのチャンピオンや数多くの名選手を育てた、ハルさんこと嶋西晴臣氏で、そのハルさんに選手としての技術だけではなく、トレーナーとしての技術、フィットネスの知識も教わりました。その知識と救急の経験を活かし、私が所属しているジムのフィットネス会員さんに指導させていただくようになり、会員さんから「痩せた」「健康診断の数値が正常値になった」「憂鬱だった気分が晴れた」等と多数、お礼のお言葉をいただきました。その時、「コレで人を救うことができる」と気付きました。消防の仕事は他の人でもできるが、コレは自分にしかできないと考え、もっと多くの人を救いたいという気持ちから思い切って消防士を辞めて当ジムを開業しました。
 
畑山 経験を活かしながら多くの方を健康にしたいという志を実現するため、独立を果たしたわけですね。こちらはとても広くて開放感のあるジムで驚きましたよ。メニューも充実していますよね。
 
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金谷 はい、当ジムはキックボクシングを中心にウエイトトレーニング、自重トレーニングを会員さんの好みに合わせてご提供しています。「重いものを持ち上げるのが嫌い」という方はキックボクシングと自重トレーニングの比率を高めるなど、一人ひとりのご希望に合わせたトレーニングをご提案しています。また、マンツーマンで指導するパーソナルトレーニングだけでなく、集団で楽しく体を動かせるクラストレーニングもご用意しているんですよ。クラスはキッズ、女性限定クラス、男女混合クラス、さらに、キックボクシングの基本を学ぶ初級クラス、実践的な技術を学ぶ中級クラスを曜日と時間で分けています。その他にも予約制のパーソナルトレーニング、自主トレーニングを行うフリーの時間も確保しているんです。
 
 
 
 

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