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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自由に楽しく文字を描く
己書の魅力を広く伝える

 
 
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(右)ご息女の美穂さん
黒川 高槻市にアトリエもありますし、各自治体が運営する生涯学習センターや公民館などを借りて行っています。なるべくどなたでも足を運びやすいように、駅から近い場所で開催するようにしているんです。
 
濱中 講座料についても教えてください。
 
黒川 基本的に1回につき2000円程度いただいてます。月謝制などではありませんし、毎回強制的に参加しなければならないという決まりもありませんので、お時間がある時や気が向いたらなど、自由に参加していただけますよ。
 
濱中 へえ~! 書のスタイルだけでなく、教室への参加も自由なんですね。気軽に楽しくできそうでいいなぁ。
 
黒川 実は親子師範で己書の活動をしていまして、私の道場とは別に「己書みぃたん道場」を運営しています。私が教室を開催するときは、一緒に教室を 開いているんですよ。先ほども言ったように、ちょっとしたポイントで、描く人それぞれの個性が出やすいので、娘が描く字が好きという生徒さんも多くいらっしゃいます。
 
濱中 なるほど。教えてくださる先生の字によっても持ち味が違うから、それぞれにファンも付いているんですね。
 
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黒川 そうなんです。中には、書道家の方で己書の師範としても活動なさっている方もいらっしゃいます。書道としてしっかりとした形の美しさを表現する一方で、型にはまらない気楽さが心地よく、己書を嗜んでいるという人も多いですね。
 
濱中 近頃はスマートフォンなどでメッセージをやり取りすることがほとんどで、文字を手描きすることも少なくなりました。でも、己書のような人の温かみを感じる文字を見ると、気持ちが安らぐようですよ。
 
黒川 そう言っていただけると嬉しいですね。最近では飲食店のお品書きや看板などのご依頼をいただくことも増えましたし、作品の展示会の開催のお話もいただいています。これからも積極的に活動し、より多くのみなさんに己書の魅力を知っていただきたいですね。
 
濱中 プロ野球選手も気を張りつめてストレスが溜まりやすい職業ですし、気を楽にして自由気ままに描ける己書は、心の癒しにもなりそうです。ぜひ己書の魅力をさらに広めていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
己書を通じて、さまざまな人と出逢えることですね。それまで知り合う機会がなかった人々とご縁がつながることが、とても大きな楽しみです。
(黒川美奈)
 

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己書未来を創る道場/己書みぃたん道場

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