
インタビュアー タージン(タレント)
清水 私は以前、10年ほどリラクゼーションサロンなどに勤務しており、クイックマッサージやオイルマッサージ、指圧や足ツボなど多彩な施術を学びました。この学びを経て、東洋医学の“未病”にも関心を持つようになりましたね。とはいえ、その頃はまだ知識を深める意識はなく、結婚・出産を機に一時は現場から離れていたんです。その後、仕事の復帰を考えたものの、会社帰りの夕方から夜にかけて立ち寄るお客様も多いリラクゼーションサロンでは育児との両立は難しいなと感じていました。
タージン 確かにお子さんが小さいと、夕方から夜にかけて忙しい仕事と両立するのは大変でしょうね。
清水 ただ、出産や育児経験を経て、「やはり人間の体についてもっと知りたい!」という気持ちも高まってきたんです。そうした中で、ちょうど時間の融通が利く介護施設に面接に行った際に「体の大工さん」と言われる理学療法士の資格取得を支援していただける制度があると教わりまして。それで働きながら資格を取得した後に総合病院や整形外科クリニックなどに勤務し、現在に至ります。