B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

寄り添うパーソナルジム
座学にも対応する多様性

 

鍛えるだけではない、寄り添うジム運営

 
glay-s1top.jpg
矢部 大手から個人経営まで数多くのプライベートジムが存在していると思います。R gymさんは他社との差別化についてどのようにお考えですか?
 
栗山 身体を鍛えることがすべてではなく、お客様それぞれのご要望に寄り添いながら、各々の目標に向けて丁寧に進めていく点は大切にしています。
 
矢部 まさにオーダーメイドのプライベートトレーニングですね!
 
栗山 はい。心技体を兼ね備えていくイメージですね。お客様によっては精神面のケアが必要なケースもあります。そういうお客様とは会話を積み重ねながら、気持ちの面でも大いにサポートしますよ。
 
矢部 人によってはお喋りをしたくて来る人もいるでしょうね。身体を鍛えると同時に心も満たしていく印象を受けました。そういった感覚は、通われている方々と同じ女性としてもわかる気がします。
 
栗山 ありがとうございます。私はもともと勤めていたジムの閉鎖が決まり、会員様の行き場をつくる目的もあって当ジムを設立したんです。ですから、5年以上お付き合いのある方もいて、お互いに何でも話し合えるような関係性ではあると思います。
 
glay-s1top.jpg
矢部 新しいジムを探して一から関係性をつくる労力は途方もないですし、「合う」「合わない」も重要なので、R gym設立はお客様にとってもありがたいでしょう。私の通っている美容室では、たまたま出会った男性の美容師さんに担当してもらっています。長年通っているからこそ何でも話せてアドバイスももらえるような関係性にまでなりました。お互いに信用できるからこそ、親身な会話にも発展すると思います。
 
栗山 私もそういった点は大切にしています。いろいろ早くからこの業界で経験してきたので、確かな技術やメソッドと同時に教え方のイロハも学んできました。ジムによっては、我流や押し付けがましい教え方が多いともいわれている業界です。寄り添いながら親身に対応していくのは大きな差別化だと考えています。
 
矢部 お勤めの頃は、サービスできる部分がお客様のためになっているのか疑問が出たり、ルールや規則も厳しかったりしたと思います。でも独立したからこそ、いっそう親身でお客様の目線で寄り添える対応が可能になったのですね。