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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

かっこいい解体の仕事で
職人の地位を上げる!

 

現場でスタッフと汗を流すのが楽しみ

 
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矢部 組織が苦手なのに会社を立ち上げて経営するというのはおもしろいですね(笑)。でも、有働CEOは困っている人を見たら助けたくなる性格なのでしょう。背負うものが増えて大変でしょうけれど、周囲の方にとっては頼りになる存在だと思います。
 
有働 私は自分のことを経営者だと思っていませんし、そもそも社長と呼ばれるのが嫌いなんですよ(笑)。元気に体が動くうちは現場に出て、若い職人と一緒に汗を流し仕事をする。これが今でも何よりの楽しみです!
 
矢部 有働CEOは現在38歳だとか。スタッフさんは何歳ぐらいの方が多いのでしょうか。
 
有働 20代前半がほとんどです。私は結婚したのが早く、息子ももう成人しているんですよ。だからスタッフも息子と同様に大事な存在なんです。現場で彼らの成長する姿を見ることが、私にとっては一番のやりがいになっています。
 
矢部 まるで皆さんのお父さん的存在ですね! とはいっても、有働CEOもまだまだお若く体力がありますから、いつまでも現場で先陣を切ることができそうですね。
 
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有働 私は体が丈夫なことだけが取り柄です。これまで大きなケガをしたこともありませんし、頑丈に生んでくれた両親には感謝するばかりです。それに、自分が現場に出なければスタッフの様子もわかりにくくなります。彼らが日々どんなことで悩み、困っているのかを顔色から察してあげるためにも、現場で一緒に働くことは絶対に欠かせないんです。
 
矢部 有働CEOが、自分ではなくスタッフさんのために奮闘しているとよくわかります。
 
有働 仕事かプライベートかにかかわらず悩みごとの相談に乗ったり、挨拶など社会人として当たり前のことを教えたりするには、実際に顔を合わせてコミュニケーションを取ることが必要ですからね。それに、私自身もまだまだ自身の技術をさらに向上させたいんです。もっとも最近は経営の仕事が増える一方ですから、現場に行けないときはさみしくなってきます(笑)。