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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

機械化しつつ人も尊ぶ
信頼第一の精密板金加工

 

工場視察で、安心を買ってもらう

 
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矢部 お取引先は、主にどのような分野の会社が多いのでしょうか?
 
堀内 車の部品などの注文が主ですね。特に、先ほど申し上げたトラックのような商用車が多いです。人の手で作業する部分と機械が担う部分を半々にし、品質とスピードの両方を保っています。ただ、近年の半導体不足により、注文数が減るケースもありました。
 
矢部 そういえば、半導体が足りず、乗用車の生産も数年待ちと聞いたことがありますよ。私は飲食店を経営しているので、お客様の人数に波があると気になるのがよくわかります。そんな時期は、お取引先の方との絆を強化しておきたいですよね。
 
堀内 おっしゃる通りです。弊社では、数ヶ月に一度の頻度で、クライアント様に工場視察をしていただいています。 クライアント企業の方は、普段は私のような代表もしくは営業担当者としか会う機会がありません。しかし、工場視察では実際に手を動かしている職人の人たちと直に話をしてもらえるんです。どんな現場でどんな人が製品をつくっているのか、見て話して理解してもらうことで、信頼関係を築いています。他社さんではあまりない試みではないでしょうか。
 
矢部 それは素晴らしいですね! レストランでも、ガラス越しやカウンター越しにシェフの様子が見える店内を好む人がいます。実際に手を動かしている人の姿を見ると、安心感も得られるのでしょう。
 
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堀内 その安心感に基づいて信頼関係ができると、長いお付き合いに発展していきます。ありがたいことに、私どもの仕事は7割がリピート性のある製品の製造です。単発の仕事をたくさんいただくよりも、できれば同じ仕事を長く続けていきたいですね。
 
矢部 それが、事業の安定にもつながりますよね。ちなみに工場視察については、事前に職人さんに伝えておくのですか?
 
堀内 いいえ、いつもの自然体でクライアント様を出迎えてほしいので伝えません。事前に知って緊張されても困りますからね(笑)。
 
矢部 確かにクライアントさんが来ると聞くと、プレッシャーを感じる人もいそうですね。それにクライアントさんも、普段の様子を知りたいでしょうから、そのほうが喜ばれるでしょう!