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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

建築設計にVRを導入! 施主の理想を叶えていく
クローバー建築設計事務所 代表 岡本亮

 
プロフィール 群馬県出身。大学では建築学科で学び、卒業後は建築業界に飛び込む。多くの実務を通して腕を磨き、独立。クローバー建築設計事務所を立ち上げた。藤岡市を拠点として群馬県全域を対象に、戸建て住宅や店舗などの設計を幅広く手がけ、要望があれば土地探しからサポートしている。特徴は、群馬県内で唯一となる最新VR機器を用いたオンリーワンの家づくりである。【ホームページ
 
 
 
VRは「Virtual Reality」の略で、専用のゴーグルなどを用いて臨場感あふれる3D映像を体感できる技術だ。急速に普及しており、体験した人も多いだろう。このVRは、ゲームやテーマパークで楽しむものという認識が一般的だ。しかし、その常識を打ち破り、建築設計業界でVRをいち早く活用しているのがクローバー建築設計事務所の岡本亮代表である。VRの活動で切り拓かれる、新しい建築設計の現場に迫った。
 
 
 

群馬県初、VRを導入した建築設計事務所

 
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インタビュアー 鶴久政治(ミュージシャン)
鶴久 藤岡市を拠点に、群馬県全域で建設設計を行うクローバー建築設計事務所の岡本代表にお話をうかがいます。まず衝撃を受けたのが、建築設計事務所なのにVR機器を導入されていることです! 建築設計事務所にVRって聞いたことないですよ!
 
岡本 現状、建築業界でVR機器を導入しているのは群馬では弊社が唯一です。全国的に見てもほとんどないと思いますよ。
 
鶴久 正直、VRというとゲームやテーマパークのイメージしかなくて、本当にびっくりしています。建築業界でVRをどのように使用されるんですか?
 
岡本 これからつくる建物の中をCGで立体的に再現しまして、外観や内装、間取りなどを、VRを用いてバーチャル体験していただけるようにしているんです。
 
鶴久 なるほど! 建築前にCGで完成イメージも確認でき、さらにVRで実際の建物の中を疑似体験して確認できるわけか。施主側としては非常にありがたいですよ。だって、設計図や間取り図を見せられても普通はなかなかイメージできないですから。
 
岡本 クローバー建築設計事務所では、戸建て住宅や二世帯住宅、カフェや美容室といった店舗など多種多様な建築設計を承っています。さまざまなお客様からも喜びの声を多くいただいております。