
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
井手 ええ、一人ひとりが責任感を持ち、自分で考えて行動できるスタッフが集まっているんですよ。20代から50代まで幅広い年齢とキャリアを持つスタッフが、それぞれの個性と強みを生かして弱点を補い合いながら、「目の前の利用者様の状態を改善する」という高いモチベーションで訪問看護に取り組んでくれています。
八木 全員で同じ方向を向いて日々の看護をしてくださると、利用者さんも安心でしょう。
井手 ありがとうございます。私は以前、総合病院に勤めていました。そちらの仕事では、患者様一人ひとりに寄り添うというよりも、どうしても流れ作業のような対応になってしまっていたんです。その後、訪問看護の世界に飛び込んでみると、利用者様とじっくり向き合える仕事だと知り、とても感動しました。病院のように別の看護師に任せるわけにはいきませんから、これまで以上に責任感をもって対応するようになりましたね。
八木 一人の利用者さんを寄り添い支える訪問看護の仕事に、よりやりがいを見出されたわけだ。
井手 はい。その結果、利用者様はもちろん、地域の訪問看護ステーションや看護協会など、多くの方に支えられて訪問看護のノウハウを学び、事業を立ち上げることができました。困っている人がいたら助けるのが看護師の精神。ですから私も、利用者様や次の世代の看護師に恩送りをしていきたいんです。
八木 そのための具体的な夢や目標を教えていただけますか。
井手 訪問看護だけでは、利用者様に提供できるサービスには限界があります。ですから訪問介護も手がけるなど業務内容をどんどん広げていきたいですね。
八木 利用者さんから今以上に頼られる存在になるには、今後も、高い志を持つ方に仲間に加わってもらいたいですよね。

八木 看護や介護は誰にでもできる仕事ではありません。もちろん私には無理なので、本当に頭が下がりますよ。これからもみなさんの頑張りで大勢の方の健康に貢献してください。応援しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
一人ではなく、多くの方と一緒に仕事に取り組むことが大事だと思います。つらいことも楽しいことも分かち合いながら働いていると、幸せを感じられます。
(井手豊香)
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