B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

東北No.1を目指す
三方良しの不動産会社

 

東北地方でNo.1の会社を目指す

 
宮地 原社長が現在の代表に就任してから、取り組んでこられたことを教えてください。
 
glay-s1top.jpg
 弊社は30年以上続く企業であり、長きにわたって事業を存続できたのは前社長の手腕によるものです。ただ、やはり時代とともに企業も常に進化していかなければなりません。そこで私は、まずは社内の体制や業務内容を見直し、社員の皆さんがより働きやすい環境に整備することに取り組みました。
 
宮地 具体的にはどのような見直しを行ったのでしょうか。
 
原 週休二日制に変更(以前は週休1日)、有給休暇を取得しやすい環境を整える、残業も極力ないように無駄な業務を一切排除しました。社内の整理整頓、個室をつくってお客様に快適に過ごしていただけるような社内環境の整備も行いました。ほとんどの社員は私よりも年齢が上の大先輩ですので、社員の皆さんの意見をできる限り取り入れて働きやすい環境を優先しました。その結果、今は会社全体が風通し良くなりアットホームな雰囲気ですし、社員全員で会社をよりよくしていこうという意識が高まっていて、良い方向に進んでいます。
 
宮地 それは社員の皆さんにとって良い話ですね! 営業方針なども大きく変えたと聞きましたが、具体的にはどのような改革をしたのでしょうか。
 
原 基本的には新築をやめて、中古住宅事業に特化する方針にしました。分析してみて、ダイエーホームの課題は仕入(中古住宅の買取)にあると考えました。以前は競売物件を買取していたのですが、ここ数年はなかなかうまくいかず郊外の土地を無理に購入して建売住宅を新築していました。新築は建築から販売まで1年以上かかるうえに、近年は急激な建築費高騰が発生しています。私は原点回帰で中古住宅の仕入を強化すべきと判断し、新築を積極的に取り組むのは控える方針にしました。
 
glay-s1top.jpg
宮地 新築をやめるのは大胆な方向転換ですね。課題の仕入強化のためにはどのような取り組みをされているのでしょうか。
 
 会社のホームページやSNSアカウントをリニューアルしたり、オリジナルキャラクター、会社パンフレット等を作成したりして、「新しくなったダイエーホーム」というキーワードで地域の皆様に積極的な発信しております。また現在最も力を入れているのが同エリアの不動産業者様との関係構築です。不動産業は横のつながりがとても大切なのですが、弊社はこれまでほとんど同業者様と関わりがなかった様子でした。そこで、営業の皆さんに同エリアの業者さんに日々訪問して関係構築を深めてもらう動きをしてもらっています。
 
宮地 短期間でたくさんの改革をされたのですね。改革してみて、現状はどのように変化しているのでしょうか。
 
 おかげさまで、少しずつお客様からの問い合わせ反響が増えてきました。また同エリアの不動産業者様から、良い物件を優先してご紹介いただけることが増えて、関係構築も徐々に進んできている実感があります。これはひとえに社員の皆さんのおかげだと感じております。またお世話になっている不動産業者様や工事などの協力業者様含め、関係者の皆様には感謝しかありません。
 
glay-s1top.jpg
マスコットキャラのダイエールちゃん
宮地 そんなダイエーホームさんに新たな風を吹き込んだ、原社長の目標もぜひ教えてください。
 
 目先の目標は、ダイエーホームを東北地方でNo.1の不動産会社にしたいと考えています。不動産会社といっても、単なる不動産会社ではなく中古住宅の買取・販売事業に特化した“中古住宅メーカー”にしていきたいと考えております。
 また社員には成果を上げれば上限なしで一定の還元し、東北No.1の平均年収を目指したいと考えております。お世話になっている不動産業者様とも関係をさらに強化し双方メリットのある取り引きを積極的に行い、お客様の満足度向上につながるような取り組みもどんどん取り入れ、昔ながらの近江商人の心得である“三方良し”で、東北No.1の会社になれるよう尽力したいと考えております。