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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

パーソナルジムなのに プールがあるんです。
プールの家 代表 平山万里子

 
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インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
八重樫 プールのあるパーソナルジムを運営する、プールの家さん。平山代表の歩みから教えてください。
 
平山 私はもともとスポーツが好きで、学生時代はバドミントン部に入っていました。夫の趣味がトライアスロンで、応援に行くなどするうちに「自分でもできるんじゃないか」と思ったんです。気付いたらダラダラと15年もトライアスロンを続けていました。少し頑張りすぎて故障してしまい、練習もレースも休んでいた時期に伴走のボランティアと出会いました。
 
八重樫 伴走というのは、目の不自由な方と一緒に走る、補助役のことですよね。
 
平山 そうです。伴走中の会話で、私がトライアスロン経験者だと知ると「泳ぎたい」とおっしゃる方が多かったんですね。視覚障害があるとプールに行くハードルが高いみたいで。それで、公共のプールで泳いでもらう企画を始めました。ところがコロナ禍に入って施設が借りられなくなり、プール難民に。夫と晩酌中に「ないならつくってしまおう」と盛り上がり(笑)、何もかも事が順調に進み、気付けば流水プール付きのパーソナルジムをオープンしていました。
 
八重樫 すごい行動力だ! 流水プールとはどんなものなんですか?
 
平山 川の流れに逆らって泳ぐイメージでしょうか。普通のプールのようにターンをすることなく泳ぎ続けられるのが特徴です。固定バイクとトレッドミルも設置しているので、水泳だけでなく、トライアスロンの3種目練習もできるんですよ。
 
八重樫 トライアスリートには貴重な練習場ですね! 施設の外観も、立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気です。
 
平山 海の家をイメージしています。運動することへの敷居を高くしたくないので、堅苦しくない、気軽に集まれる場所にしたかったんですよ。ですから施設は会員登録不要で、好きなタイミングで気軽に立ち寄っていただけるようにしています。
 
八重樫 お客さん目線で考えているところが素晴らしいです。初心者の方でも気軽に来れると思いますよ。
 
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平山 ありがとうございます。これからも、多くの人がスポーツを楽しめる場所づくりをしていきたいですね。競技者だけでなく、健康維持のために集まる年配の方、ダイエットやリラックス目的な方、老若男女が楽しめるクラブハウスのような施設にしていけたらと思います。
 
八重樫 トライアスロンに15年も取り組むほど継続力のある平山代表なら、きっとその夢は叶うと思いますよ。頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分を俯瞰して、客観的目線で仕事をすることが大事だと思います。ロールプレイングゲームのキャラになったつもりで、次々にやってくる困難に打ち勝ちましょう。
(平山万里子)
 

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プールの家

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