
インタビュアー 八重樫東(元ボクシング世界王者)
安部 私は産業機器と自動車部品のメーカーに勤務した後、30歳の時に自動車部品の修理とカスタムのお店を開店しました。事業も軌道に乗り安定した状態だったのですが、自動ブレーキの普及等により事故が減っていて、修理の仕事に将来性を感じなくなっていました。そうして新しい活路を求めるようになった頃に電気工事に出会ったんです。
八重樫 それは自動車関連の電気工事ですか?
安部 はい。電気自動車(EV)の人気が高まっていたので、EV用充電設備の設置工事を始めたいと考えました。ディーラーとの取引も多かったので、電気工事会社との橋渡しをできるかもしれないと思っていたんです。そして、電気工事会社と一緒に仕事をする機会が増える中で、徐々に電気工事に魅力を感じるようになり、そのまま仕事を覚えて独立することになりました。
八重樫 具体的にはどんな工事を手がけているのですか。
安部 住宅の建築過程で照明や電気器具へ配線・配管した後、ライト・スイッチ・コンセント等を付けて、電気を引き込んで皆さんが使える状態にする仕事ですね。
八重樫 最近はあちこちでマンションや新築住宅の建設されているのを見かけますし、需要も高そうです。

八重樫 私も経営者として人材育成に関わる機会があり、各々に根気よく向き合っていくことの難しさをいつも感じています。でも頑張るほど仕事が増えていくこの業界で働けば、モチベーションも上がりそうです!
安部 そうですね。努力して資格を取れば、仕事の幅が広がると実感しています。現在も、公共工事が可能となるよう、新たな資格のために勉強中なんですよ。成長する意欲のある人には、自分の努力次第でチャンスが広がる仕事だと思います。太陽光発電やEVの普及にも全て電気工事が必要です。私は、電気工事には夢があると思っています。今後はさらに仕事の幅も広げていくことを目指したいですね!
八重樫 安部社長の熱い思いに共感する新たな仲間と共に、さらに飛躍されることを私も期待しています!
「仕事を楽しむ」とは‥
自分達が施工する電気図面には、その家で生活する方々の想いが詰まっています。その想いを実現するため、監督や多くの職人達と協力し、私自身も考え工夫し、みんなで努力した結果に家が完成します。新しい家をお客様に引き渡して喜んでいただけた時は充実感を得られて楽しいですね。
(安部正樹)