
インタビュアー タージン(タレント)
魚住 私は小さな頃から歌が好きで、中学、高校と仏教の学校に行っていたにもかかわらず近くの教会へ賛美歌を歌いに行っていたほどです(笑)。その後、音大の声楽科に進学しました。
タージン 本当に子どもの頃から歌がお好きで、音楽の世界に入られたんですね。社会人の第一歩としても音楽の仕事をされたんでしょうか。
魚住 歌手のバックコーラスなどをする音楽事務所に就職しようとしていたんですが、試験に行くときに交通事故に遭ったため受験できなくなってしまったんですよ。完治まで何ヶ月もかかりました。それでも、やっぱり歌の仕事をしたいと思い、ミュージカルの劇団に入ったんです。そこからのつながりで日本舞踊やお芝居も経験させてもらいました。

歌手、役者の経験が豊富な声のプロ
魚住 最初は大変でしたね。歌は問題なかったんですが、演技での発声がうまくいかず苦労したのを覚えています。音大の声楽科で取り組んできたことが通用せず、試行錯誤をして勉強をしたり先輩に教えてもらったりしました。その結果、声の出し方についても歌の発声とお芝居の発声の使い分けができるようになったんです。そこから20年以上いろいろなお仕事をいただいていまして、ご縁があって当初目指していた歌手のバックコーラスのお仕事もいただくようになりました。