
インタビュアー タージン(タレント)
竹内 私はもともと美容師をしており、結婚して3人目の子どもが生まれ、30歳を迎えたタイミングでもともと興味があった福祉の世界に飛び込んだんです。介護の会社に15年ほど勤め、初めは無資格でもできるデイサービスのスタッフとして、後半から施設管理者とケアマネージャーとして7年働きました。
タージン 美容師を辞めて福祉に転職したのは、どんなお気持ちからだったのでしょうか?
竹内 18歳の時に大好きだった祖父が亡くなり、離れて暮らしていた事情もあって、近くで老後のお世話をしてあげられなかったのが心残りだったんです。介護に関心を持つようになったのはそれからです。当初は周りの勧めもあって美容師になったものの、やっぱり自分がやりたいのは福祉の仕事だと気付き、何ら経験もないまま介護の求人に応募したわけです。
タージン お祖父さんのことがずっと頭の中にあって、強い決意を持って介護の道に進まれたんですね。竹内さんは現在もケアマネージャーとして活動されているとのことで、ぜひ普段のお仕事内容も教えていただけますか?
竹内 訪問介護は利用者さんのお宅にうかがって直接介助を行いますが、私が行っている居宅介護支援は、利用者さんの要望をお聞きして、それをかなえるための手配をする役割がメインです。ケアをマネジメントする、つまりケアマネージャーですね。
タージン なるほど、訪問介護の方やほかの専門家さんたちの間に入って、サービス全体をプロデュースするお立場なんですね。
