
インタビュアー 濱中治(野球解説者)
南 私は中学生の頃からダンスに夢中になりました。当時はダンススクールも、当然YouTubeもない時代。 ミュージックビデオをビデオデッキで再生し、ダンサーの踊る姿をテープが擦り切れるまで見ながら練習を繰り返し、ストリートで踊っていたんです。その後は、両親が営む新聞配達店を手伝い、30代半ばで自ら開業しました。50歳のときに「残りの人生は、可能なら自分ができる仕事をやりたい!」と決意して、昨年1月に当スクールをオープンしたんです。
濱中 Webサイトを拝見すると、studio ECCENTRICさんのダンスの種類が豊富で驚かされました。
南 当スクールはジャンルレスで、ストリートダンスはもちろん、今流行のK-POP、クラシックバレエやベリーダンス、ヨガや日本舞踊など多種多様なダンスを教えています。私は2010年から年に2回のダンスイベントを主催していまして、そのご縁から、ダンス歴30数年ながらスクール経営者としては新米というオールドルーキーの私のスタジオに、全国レベルの精鋭のインストラクターが集まってくれました。本当に感謝するばかりです。
濱中 それは、熱意あふれる南代表の人望があってこそですよ。

濱中 まさに第二の人生を突っ走る南代表ですね! 今後の目標はいかがでしょう。
南 この長田区は神戸の下町。そんな場所から世界的なダンサーを輩出したいですね。また、学校や福祉施設で教えるなど社会貢献にも力を入れ、人とのつながりを大切にすることも目標にしています。私自身の夢は、80歳になってもダンスをお見せすることです!
濱中 エキセントリックという名称にふさわしい個性的なインストラクターの方々と、いつまでもダンスの魅力を発信し続けてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
好きなことを仕事にして、「もっと、もっとうまくなりたい!」と、常に高みを目指し続けられるのは楽しいですね。
(南忠雄)