B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ダンスと体操で元気に! 人としての成長も応援
QUWANDS合同会社/QUWANDS DANCE SPACE 代表 笠木翔平

 
プロフィール 東京都出身。2歳から体操を始め、大学時代まで競技者として本格的に取り組んだ。卒業後は電機メーカーの営業企画部として勤務する傍らダンスに力を注ぎ、体操競技の指導も行う。その後、スクールの開設を決意、江戸川区平井にQUWANDS DANCE SPACEをオープンした。現在、都内4ヶ所のスタジオを経営するほか、学校教育施設への出張指導など、子どもたちの運動の機会を増やす活動も進めている。【ホームページ
 
 
 
3歳から大人まで通うダンス・体操スクール「QUWANDS DANCE SPACE(クワンズダンススペース)」。自身もパフォーマーとしての顔を持つQUWANDS合同会社の笠木翔平代表をはじめ、トップクラスのインストラクターが指導し、スタジオはいつも歓声と熱気に包まれている。挨拶や礼儀など、人としての成長も後押ししたいと語る笠木代表に、自身の歩みや子どもたちと向き合う時の心構えをうかがった。
 
 
 

体操指導者がダンスに目覚めスクールを開く

 
glay-s1top.jpg
インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 ダンス・体操スクール「QUWANDS DANCE SPACE」を運営するQUWANDS合同会社の笠木代表にお話をうかがいます。笠木代表とダンスの出会いからお聞かせください。
 
笠木 私はダンスよりも体操を始めたのが先で、近所の子に影響されて2歳から始め、大学卒業まで続けました。その後、会社に勤めながら指導者として体操に関わっていたものの、まだ自分も十分に動けたこともあり、教えるだけでは物足りなさがあったんです。その時、中学生時代にやりたいと思っていたダンスへの想いが再び込み上げてきたんです。
 
矢部 ダンスといってもいろんなスタイルがありますよね。
 
笠木 私の場合、体操が土台にありましたから、途中でバク転を繰り出すような、アクロバット要素の多いダンスからスタートでしたね。実は、その後、大阪への転勤が決まりまして。体操の指導者としての活動を途中で投げ出したくなかったので、週1回夜行バスで東京に来てレッスンを行い、すぐに大阪に戻って仕事という生活を3年間続けていました。
 
矢部 3年も! 笠木代表がどれだけ本気か伝わるエピソードですね。3年経ち、それからどうなさったんですか?
 
笠木 東京に戻って本格的に指導に取り組もうと決意し、勤めを辞めました。江戸川区に越してきたのを機に、1階を体操スクール、2階をダンススタジオ、3階を生活の場にして、QUWANDSを立ちあげたんです。