
インタビュアー 八木裕(野球解説者)
山田 心は目に見えないからこそ、他者に見せるのは難しいですよね。そういう繊細な部分と向き合わせていただくうえで、秘密厳守のカウンセリングを行うという意味を込めました。また、子ども時代に心躍らせた秘密基地ごっこからも発想を得ています。
八木 それはおもしろい! 現在のお仕事に進まれた経緯は?
山田 私は大手製薬会社で15年間勤務した後、そのスキルを活かそうと最先端の医療用ロボットを開発するベンチャー企業に転職しました。その際、仕事や人間関係で悩んでいたタイミングで心理学と出会い、どんどん学びを深めまして。やがてプロのカウンセリングを受けた際にその素晴らしさを実感し、人を幸せに導くような仕事に就こうと決意しました。
八木 実際にカウンセリングを受けたことが転機となったわけですね。
山田 はい。カウセンリングを受けて自身の心や人生と向き合い、人は生きるうえで心のあり方や人生に対するモチベーションが大事であり、体験と気付きで成長していくものだと気付いたんです。このことを多くの方に伝えるべく当事業所を立ち上げました。スポーツ界でもメンタルは非常に重要ですよね。“代打の神様”と呼ばれた八木さんの当時の思考法をうかがいたいです!
八木 私が大切にしていたのは、覚悟を持って臨み、失敗を受け入れることです。ファンあってのプロ野球ですから、結果としてアウトでも、そのアウトの取られ方まで考えていましたね。

八木 多様な情報が巷に溢れている中、心のコントロールは今後ますます重要になってくると思います。そうした心の時代を生き抜けるよう、多くの方に力を貸し続けてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
今この瞬間を楽しむことがすごく大事! 今を楽しめれば、10秒先も、10分後も・・・この積み重ねだと。そうやって気付きを与える役割を果たしていきたいです。また、人の人生は出会う人で変わるものですから、人とのご縁も大切にしています。
(山田孝博)