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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域密着の大人気工務店
地元に恩返しで社会貢献

 

60歳引退を見据えて地域に恩返しを

 
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八重樫 仕事の準備と人への配慮を大切にする保坂代表のお考えがよくわかりました。どちらの姿勢もお客さんへの還元につながりますから、ここでも顧客第一主義の方針を感じます。今後はどのような展開をお考えですか?
 
保坂 実は、私は60歳で引退すると公言しています。周りからは引退しないでほしいというお声もいただいているものの、そういった計画を立てているんですよ。
 
八重樫 生涯現役なのかと感じていたので、少し意外なお話です。あと15年くらいですか。
 
保坂 何事も、口に出して周知しておくことで達成への道筋ができるという考えから公言しています。事業の面では、やっと地域に恩返しもできるようになってきたので、引退までに子ども食堂や、子どもたちと一緒に遊べて学べて、食事も楽しめる場をつくろうというプロジェクトにも参加しています。
 
八重樫 それは素晴らしい! 保坂代表は、地元愛に溢れる方ですね。
 
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保坂 八重樫さんにそう言ってもらえると嬉しいです。NPO法人dattochi home(ダットッチホーム)の地域創生プロジェクトの運営にも協力していましてね。ツリーハウスをつくりたいという話があり、子どもたちと一緒につくるのなら、ぜひ参画したいと思ったんですよ。
 
八重樫 すごく良いお話だなぁ。私は2020年に現役を引退し、あらためてボクシングをやってきて良かったなと思えたんです。現役時代は、練習はきついし食事も大変でしたが、私の人生の中でボクシングをやってきたからこそ充実した時間を過せました。これまでのキャリアの恩を返すためにジムに残ってトレーナーを務めると決め、若手選手の育成に尽力しています。保坂代表と私は、職業は違えど類似点が多いですよね。特に恩返しの実践という共通点に、親近感が湧きました。
 
保坂 同感です。金銭だけサポートしていけば良いというものでもないと思いますので、私にできそうな恩返しの方法を模索しつつ、マンパワーが必要なときには手を伸ばし、人と人とのつながりを大切にしてこれからも頑張ります!
 
八重樫 結局行き着くところは、人と人とのつながりの大切さなのかもしれませんね。本日は熱いお話をしてくださり、ありがとうございました。これからも、さらなる人助けと地域貢献に取り組んでいってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
好きで始めた仕事でも、楽しむという感覚はありません。仕事を隠居したときに初めて「楽しかったな」と思えるように、今は無我夢中に取り組み、お客様からのご依頼に応え続けるだけですね。
(保坂健二)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 創建築
■ 本社 〒193-0801 東京都八王子市川口町1540-80
■ 事業内容 住宅の建築・リフォーム・リノベーション
■ 設立 平成20年1月1日
■ ホームページ http://hajimekenchiku.com
https://dattochi.jp (NPO法人dattochi home)