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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

プロの害虫駆除と除菌業
国からの消毒依頼も対応

 

人の嫌がる仕事に若い力で「価値」を見出す

 
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除菌消毒作業の様子
名高 大庭社長のこれまでの歩みと、ミナトさんの沿革がよくわかりました。次にミナトさんの事業内容についても教えてください。
 
大庭 主軸の業務内容は、シロアリ等の害虫獣駆除や除菌消毒などです。除菌消毒は国から仕事を請けていて、救急車・ドクターヘリやコロナ軽症の方の宿泊ホテルなども行っています。
 
名高 コロナ禍で苦戦している会社も多い中、時代の後押しをうまく受けている印象です。
 
大庭 ミナトは「東京都ペストコントロール協会 感染症予防衛生隊」の所属会社だったため、最初にコロナが注目されたクルーズ船の頃から、除菌業務に携わることができました。会社を経営していく意味では幸運な面もありましたね。
 
名高 一般的に、害虫獣駆除と消毒は両方とも人がやりたがらない仕事かもしれません。人材教育はどのようにしていますか?
 
大庭 スタッフは数がいれば良いというのではなく、質を大切にしていて、教育もきちんと行っています。私は今年2022年で38歳です。私が社内最年長なんですよ。仕事が肉体労働でもあるため若いスタッフが中心です。ほかの会社はかなり高齢化が進んでいますので、若い力を強みにやっています。また、少数精鋭で営業も現場担当も同じ人間が担っていて、お客様とのやり取りをワンストップできちんと仕事できるのも強みになっていると自負しております。
 
名高 それは素晴らしいですね。人材教育で大切にされている点はどういうところでしょう。
 
大庭 営業に関しては、身だしなみから言葉遣いまで、銀行に勤めている方を見習うよう伝える一方、現場ではプロの職人であれと教育しています。誰でもできるかもしれないことを、誰もできないレベルで提供すること。実際にクレームもゼロですので、うまくいっているかと思います。
 
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名高 まだお若いのにしっかりしたお考えだ! 前代表が会社の経営に誘ったのもわかる気がします。仕事へのこだわりはいかがですか?
 
大庭 日本はどの業界も低価格化が進んでしまっているのが現状です。職人がプライドを持って取り組んでいる仕事なのに、安さをウリにするのはおかしいという思いもあり、あまり安い価格では受けないようにしています。仕事に価値を見出すために、その分、質にはとことんこだわっていますね。