
インタビュアー 狩野恵輔(野球解説者)
足立 Duatとは「足立オート」のローマ字を組み替えた表記なんです。もう一つ由来があって、私は地元の青年会議所で長年にわたって活動してきて、起業を決めたとき、尊敬する先輩に屋号の命名をお願いしました。その先輩が送ってくださったのがDuatという言葉で、神様が暮らす聖なる冥界を示す、エジプトの言葉だそうです。
狩野 冥界と聞くとちょっと驚きますね(笑)。なぜ、この言葉を気に入ったのでしょう。
足立 不透明な点が多い自動車業界は、だます、だまされるという悪行が横行していて、お客様の信頼を得にくい業界なんです。そんな世界でも誠意を持って対応する神聖な会社でありたい。Duatという社名にはそういう気持ちを込めているんですよ。狩野さんがおっしゃるとおり、ちょっと重たい感じのするネーミングですが(笑)、胸を張って社名を口にできるようになりたいので、そのためにどこまでも頑張ろうという私の意気込みを表しているんです。
狩野 この短い社名の中に、足立社長の熱い思いが刻み込まれているとよくわかりました。それでは、あらためて足立社長のプロフィールを詳しくお聞かせください。
足立 福知山市で生まれ育った私は、子どもの頃から車やバイクが大好きでした。以前はラーメン店の店長をしておりまして、営業職で自分の力を試したくなったので、中古車ショップに転職したんです。そこで7年間のキャリアを経て2020年に弊社を創業しました。現在は、これまでに積み上げた経験と人脈を生かして新車・中古車の買い取り・販売、車検、整備、レンタルなど車のことなら何でも、トータルサービスを展開しています。特に買い取りにはどこよりも力を入れていますよ。
狩野 多彩な業務の中で買い取りに注力する理由が知りたいですね。
