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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

造船のプロが手がける
キャンピングカー事業

 

船舶の運航になくてはならない重要な仕事

 
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八重樫 キャンピングカーのレンタル事業について、よくわかりました。話を聞いているうちに、私もレンタルしてみたくなりましたよ(笑)。ただ、佐賀工業さんは、最初にもご紹介した通り、もともとは船舶や造船業に関連した工事がメインなんですよね。
 
中島 そうなんです。弊社は1980年に設立しまして、代表取締役としては私で3代目になりますね。船舶の配管工事を中心に、案件によっては建物の配管工事や土木工事、とび工事といった建設業も行っております。
 
八重樫 設立から40年以上もの歴史がある会社なんですね。建物の配管工事はよく耳にします。でも船となると、普段から中を見る機会がないこともあって、なかなか想像がつきませんね。これまでに、どのような船舶の工事を多くこなしてこられたんですか?
 
中島 弊社は、三菱重工業株式会社さんの協力会社として仕事を請け負っており、これまで海上自衛隊の艦船のほか、豪華客船や遊覧船・観光船などのさまざまな船舶の工事を手がけてきました。船舶は、水はもちろん、タービンに使用する水蒸気や燃料など、それぞれ専用の配管が通っています。いわば血管のように、内部の至る所に複雑に張り巡らされて、大きな船舶になると数万本の配管があるんですよ。
 
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八重樫 数万本とはすごい! それほどまでに配管は船舶にとって重要なものなんですね。
 
中島 はい。船舶はどうしても海水の塩分によって、使用されている金属にサビや腐食が発生しやすく、船舶に張り巡らされている配管の修理や定期的なメンテナンスは欠かせないんです。海上では高波や嵐など過酷な自然環境にさらされますし、さまざまな事故も起こり得るからこそ、船舶のメンテナンスは、いわば船員の命を預かる、責任も重大な仕事であると考えています。ただ、それだけに大きなやりがいもありますね。
 
八重樫 それだけ重要な仕事を、40年以上もの長きにわたって続けておられるのは素晴らしいと思います。しかも、日本の製造業を代表するような大手企業からの仕事も任されているのは、それだけ厚い信頼が寄せられている証ですからね。