空手家から治療家への転身

インタビュアー 岩崎恭子(元競泳選手)
長嶋 私はもともと学生時代からプロを目指して空手に取り組んでおりました。しかし足に怪我を負ってしまい、プロ入りは断念しまして。ただ、空手で怪我をした際に、整体などで施術を受ける機会も多く、もともと治療やマッサージに興味があったことから、「治療家の道に進みたい」と思うようになったのが始まりですね。
岩崎 スポーツに怪我はつきものですよね。もともと施術されていた立場からご自身が施術する側になられたとはすごい! 空手を引退されてから、技術を学んでいかれたのですか?
長嶋 はい。学校で学びながら、実際に店舗で働いて修業を積みまして。約3年かけて国家資格のあん摩マッサージ指圧師の資格を取得して独立しました。当初は出張整体をメインに行っていましたね。ただ、あるお客様の中にバレエ教室を運営されている社長さんがいらっしゃいまして、そういったご縁からお声がけいただき、こちらの店舗のスペースをお借りすることができたんです。それで、出張マッサージと並行して店舗でも施術が行える体制になりました。それが2021年の11月のことです。