固定観念から脱却した
柔軟な発想を持つ工務店

代表取締役社長の中村英人氏と一緒に(右)
岩村 やはり家というのは大きな買い物ですから、お金のことを心配される方は多いんです。そんな不安を解消するためにも積極的に見学会やセミナーを開催しています。資金面の相談を受けたり、実際に施工した建物に触れてもらったり。お客様からも「安心した」というお声をいただいています。
濱中 お客さんの目線で事業を展開されている様子が伝わってきます。それも高いスキルを持つ職人さんたちがいるからこそできる仕事ですよね。
岩村 ええ。職人になりたいという若い子が減ってきている今、いかに若手を育てるかが課題です。弊社では職人たちの給料も「見習い」「中堅」「大工」と、きっちり区分し、どれくらいまで仕事ができるようになったら給料が上がるのかを明確にしています。人事評価制度もしっかりと取り入れ、トップダウンではなくボトムアップの経営に努めているんです。
濱中 素晴らしい! 工務店というと、昔ながらの職人さんの世界という怖いイメージがありました(笑)。そこまでしっかり人事を考えられていると、スタッフさんも安心するでしょう。

濱中 業界の固定観念にとらわれず、今の時代に合わせた柔軟な対応で事業に向き合っている姿勢が素晴らしいですね。今後の展開も楽しみです!
岩村 ありがとうございます。2021年には長年地域で親しまれている三段池動物園のネーミングライツを取得し、RAVI HOUSEの愛称をつけさせていただいています。これからも、より地域の方々に愛される企業として成長していければ嬉しいですね。
「仕事を楽しむ」とは‥
大工の楽しみは、自分の技術力が上がることだと思います。でも、無理に残業するのではなく、決められた時間内に仕事を終えることが大切です。スタッフたちには仕事の効率を高めて、プライベートも充実させてほしいですね。
(岩村慎也)