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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域の活性化に貢献! 笑顔ある農産物直売所
有限会社てらじま/有限会社マテリアル茨城/長方屋 代表取締役 寺嶋利夫

 
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インタビュアー 水野裕子(タレント)
水野 有限会社マテリアル茨城さんが運営する農産物直売所・長方屋さんにお邪魔しています。先ほど、長方屋さんの裏手にある自販機のコーナーを拝見しました。冷やし焼き蜜芋や冷凍焼き蜜芋などの自販機もあり、非常にユニークですよね! しかも、サッカーチームのユニフォームを着たマネキンがお出迎えしてくれて(笑)。先ほどからお客さんがひっきりなしに訪れていますし、人気があることがよくわかります。
 
寺嶋 このユニフォームは、弊社がスポンサーを務めている水戸ホーリーホックのものなんですよ。試合の際には、本拠地であるケーズデンキスタジアム水戸に出店させていただいています。ちなみにマネキンの効果もあってこの自販機コーナーはフォトスポットとして有名になり、県外から来てくださる方もいらっしゃるんですよ(笑)。
 
水野 インパクトがありますものね(笑)。そういえば私も、先ほど購入させていただきましたよ。お芋や焼き栗が甘くて本当においしかったです。しかも、自販機から一緒にマスクまで出てきて、このコロナ禍に徹底したホスピタリティを感じました。ところで、御社では農作物の栽培も自社で行っておられるそうですね。どのような経緯でこの事業を始めようと思われたのか、寺嶋社長のご経歴も合わせてお聞かせいただけますか?
 
水戸ホーリーホックの試合時にはスタジアムで出店することも
水戸ホーリーホックの試合時にはスタジアムで出店することも
寺嶋 私は夢がありましてね。それで、産業廃棄物処理業を営む有限会社てらじまを立ち上げたんですよ。弊社はもともとは自動車の廃タイヤを回収し、中間処理やリサイクルを業として営んでいました。その後、中古タイヤの販売を行う有限会社マテルアル茨城を設立し、地元に密着した事業を行い始めたんです。茨城県に拠点を置き営業していたところ、お客様から、知的障がいを抱えるお子さんの働ける場所がなくて困っていると相談を受けたんです。そこで何とか力になりたいという思いで始めたのが、この農産物直売所長方屋です。現在では地域の特別支援学校の卒業生を雇用し、種まきから収穫までの実習を通して、障がいを持つ方の自立支援などを行っています。
 
水野 なるほど。長年のキャリアを積んでいく中で、地元への貢献を目指してこられたわけですね。
 
 
 
 

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