
インタビュアー 今岡真訪(野球解説者)
廣政 はい。小学生の頃からずっと野球に打ち込み、その中で、チームワークや他人の個性を認めること、礼儀などを学びましたね。また、尊敬する父がとても人に恵まれていて、周囲と支え合いながら生きる姿に人とのつながりの大切さを感じながら育ったんです。学業修了後は、京都府警の警察官になりました。その後、「自分の力で事業を興したい」と考え、26歳のときに退職して飲食店に勤め、さらに運送会社のドライバーに転じて一昨年の2020年に廣政運送を立ち上げた次第です。
今岡 廣政代表はまだ30歳だそうですね。ものすごいスピードでさまざまな経験を積まれていて、驚きました。事業についても詳しく教えてください。
廣政 大手ECサイトのお荷物を配達するほか、スポット便や定期便、緊急便、チャーター便などさまざまなスタイルに対応しており、今年から京都に加えて大阪府内にもエリアを拡大しました。この業務を支えてくれるドライバーは24名、19歳から56歳まで幅広い年齢構成で、私に足りない点を補ってくれる優秀なスタッフばかりです。
今岡 ベテランも若手も活躍する、廣政代表を中心にバランスが取れたチームですね。日々のお仕事で廣政代表が特に意識していることは何でしょう。
廣政 運送業は機械的に荷物を運ぶ仕事ではありません。時間を守って正確に配達するのは当たり前として、挨拶や大きな声で返事をすることなど、私たちはコミュニケーションとホスピタリティを大事にしています。荷物が多くて大変なときは私もハンドルを握りますし、協力会社さんにもサポートしてもらえる万全の体制を築いていますよ。

廣政 数年後に見据える法人化に向け、さらに配送エリアを拡大していきます。そのためにも、やる気のあるスタッフを増やしたいですね。みんなの力を合わせて関西ナンバーワンの運送会社になることが目標です!
今岡 野球で学んだことが自分を支えているというお話は、一野球人として嬉しい限りですよ。これからも抜群のチームワークで躍進してください!
「仕事を楽しむ」とは‥
良好な人間関係ができていれば、日々の些細なことにも楽しみを見出せると思います。だからこそ、今楽しく仕事できてるのはスタッフや取引先様といった周囲の方々のおかげだということ忘れないようにしたいですね。
(廣政秀介)