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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

お客様に親身に寄り添い
地域に根付く老舗の車屋

 

足を運んでもらい喜んで帰宅してもらう

 
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畑山 御社が地域のお客さんのために、安心・安全なサービスを提供してくれていることがよくわかりました。それを実現してくれている、スタッフさんは何名くらいいるのでしょう。
 
竹内(彰) 14人が在籍しています。70代まで働き続け、35年以上在籍してくれていた工場長・営業部長が退職しましたので、ベテランの方々が今まで築いてこられたことを若いスタッフが引き継いで世代交代をしている最中です。若いスタッフも頑張ってくれていますよ。
 
畑山 社風がしっかりしているからこそ、みんな頑張って働きたくなる会社なんでしょうね。若い子たちは学校を卒業してすぐの入社ですか?
 
竹内(彰) そういう方が多いですね。ただし未経験でも、やる気と素直さがあれば気軽に面接に来てほしいです。車の整備は技術職なので、基礎から丁寧に教えつつ、各種資格・免許の取得もサポートしていきます。また、営業職も募集しておりまして、お客様に寄り添える人材に集まっていただきたいと思っています。
 
畑山 仕事を教わりながら給与がもらえて、さらには資格取得までサポートしてくれるなんて最高の会社ですね(笑)。若い人材も活躍できる環境であれば、将来も安泰だと思います。
 
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竹内(彰) 100年企業を目指していきたいですね。弊社のモットーは、お客様に来店いただき、喜んで帰宅していただくために徹底して技術力を強化することと、各サービスを充実していくこと。それを守っていけば、これまで通り会社を維持していけるのではないかと考えています。それと、この歳になって思うのは、失敗は大いに糧になるということです。逆に、成功ばかりしていると仇になる。恐さを見失い、いずれ痛い目に遭います。そのことは、これまでの経験から肝に銘じていますね。
 
畑山 経験からのお言葉は、説得力が違います。ボクシング界にも「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という、敗因の分析の重要さを説いた言葉があるのを思い出しました。失敗した時こそ、学ぶことは多いものですよね。賢人常務は将来をどのように見据えているのか、教えていただきたいです。
 
竹内(賢) 自動車の技術はガソリンから電気、手動から自動への変革時期でもあり、業界として、その流れに乗っていくのに苦心していると感じています。ですから、時代の変化に柔軟に対応して進化を続ける一方で、昔からの良き部分は残していきたいですね。社長の言うモットーを継承しつつ、お客様には笑顔で帰宅してもらえるような会社を目指します! 不特定多数のお客様に対してサービスするのではなく、会社全体でお客様に見合ったきめ細かなサービスを提供する。そしてお客様がお困りのことがあればすぐに寄り添えるように意識をしながら活動したいですね。
 
畑山 御社の将来が楽しみです。今日お話をうかがって、お二人からはおごりや油断を一切感じませんでした。きっと、100年企業を達成できると思います。期待していますよ!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
目的・目標を思い描けるよう、心に余裕をもてる時間を持つことが大事です。仕事のことは片隅に置きながらもオンオフの切り替えをすることが大切。そして、休みの日を全力で楽しむ。それが、仕事へのモチベーションになります。
(竹内彰・賢人)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社竹内モータース
■ 本社 〒523-0892 滋賀県近江八幡市出町429-7
■ 事業内容 自動車車検および整備・修理/車両販売/車両リース事業/保険代理店業務
■ 創業 昭和26年1月
■ 従業員数 14名
■ 主な取引先 国産自動車メーカー各社
■ ホームページ https://www.takeuchi-motors.co.jp