プロフィール 滋賀県出身。子どもの頃からものづくりが好きで、学業修了後は父の運営する道路標識やフェンスの製造会社、(株)ホーコーで経験を積む。その後、もう一つの家業である(株)竹内モータースに入社。2014年に3代目の代表に就任した。現在は創業時からの技術力を守りつつ、自動車整備事業を主軸に車両販売、車両リース事業、保険代理店業務など、車に関することならワンストップで対応。地域の信頼を揺るぎないものにしている。【ホームページ】
自動車整備事業などを手がける創業70年以上の老舗、株式会社竹内モータースを運営するのは、ものづくり職人の気質が強い、3代目の竹内彰代表取締役社長と、人とのコミュニケーションに長けた竹内賢人常務取締役だ。父子鷹でバランスを保ちながら会社を運営し、100年企業を目指している。初代から受け継がれてきた高い技術力と、顧客に寄り添う“おもてなし”のサービスで、さらなる事業拡大に取り組んでいる。一人ひとりに見合ったサービスの提供を心がけ、地域の交通手段を長きにわたり守っているその実力は、本物だ。
創業70年以上の老舗企業の車屋さん

インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
竹内(彰) 私の祖父が創業した1951年から、かれこれ70年以上、この地で事業をやらせてもらっています。
畑山 そんなに長いとは驚きました! それで、竹内社長が3代目、賢人常務が将来の4代目というわけですね。
竹内(賢) はい、そうです。1970年代頃は飛ぶように車が売れていた時代でした。その反面、故障も頻繁に起きていたので、弊社は整備を中心にしながら、地域のお客様と信頼関係を築いてきたと聞いています。その流れから、祖父・父の背中を見ながら引き継いだ思いと技術を継承してきて、今現在もメインの業務は車の整備事業になっています。