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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

技術力と結束力が強みの 土木・建築のプロ集団!
栄建設工業株式会社 代表取締役 西島栄治

 
プロフィール 京都府出身。父が1970年に栄工務店を開業。1984年には法人化し、栄建設工業(株)を設立した。幼い頃は会社を継ぐ気はなかったものの、学生時代から土木のアルバイトを始め、1991年に入社。現場監督として経験を積み、1995年には常務に就任した。土木工事のみならず建築工事の仕事も増やし、事業を拡大させている。現在は公共・民間を問わず幅広い分野の工事を手がけている。【ホームページ
 
 
 
京都府城陽市で創業から半世紀を超える建設会社。それが栄建設工業株式会社だ。2代目の西島栄治代表取締役は人との縁を大切にする営業力で仕事を増やし、公共・民間を問わず幅広い分野の土木・建築工事を手がけている。「自分が経営に専念できるのは、安心して現場を任せられる社員のおかげ」だと真っ先に感謝の言葉を口にする西島社長。「お客様にプラスアルファの価値を提供する」と語る西島社長が貫く信念に迫ってみた。
 
 
 

土木・建築で公共工事から民間工事まで展開

 
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インタビュアー 八木裕(野球解説者)
八木 京都府城陽市でご活躍中の、栄建設工業株式会社さんにお邪魔しています。さっそく、会社や西島社長のプロフィールを教えていただけますか。
 
西島 弊社は、1970年に父が立ち上げた栄工務店から歴史が始まりました。工務店といっても個人事業で土木工事が中心だったんですよ。その後、1984年に法人化し弊社を設立しまして。子どもの頃の私は「会社を継ぐ気はない。将来は絶対に違う仕事をしよう」と思っていました。でも、やはり土木の仕事が好きだったんでしょうね。結局、学生時代から弊社の現場でアルバイトを続け、1991年に入社したんです。
 
八木 それは、お父様も喜んでくださったでしょうね。入社してからはどのような歩みを?
 
西島 当初は現場監督を務め、1995年に常務になってからは営業と会社運営に専念しています。高齢の父がいつ退任してもいいようにと、自分にプレッシャーをかけながら必死で仕事を覚えてきました。同時に、土木だけでなく建設の仕事も少しずつ増やしていったんです。
 
八木 西島社長の奮闘の結果、御社は幅広い業務を手がけられるようになったようですね。
 
西島 ええ、弊社は土木・建築・舗装・石工・水道・解体など、協力会社さんの手を借りながらさまざまな分野の工事を展開しています。最近は民間工事では保育園や店舗の新築・改修が多く、弊社なら土地探しから一貫して任せていただくことができるんですよ。京都府内に限らず近畿圏の工事もできますので、ぜひ、お問い合わせをいただきたいですね。
 
八木 頼もしい限りです。土木や建築といえば公共工事のほうはいかがでしょう。
 
西島 もちろん公共工事も弊社の大きな柱です。近年は小学校の増改築や駅前の改修、道路の舗装、自治体の庁舎の耐震補強など、いろいろな工事で社会に貢献しています。
 
八木 これは素晴らしい。やはり、50年以上の実績を積み上げてきたからこそ、ハードルの高い公共工事でも信頼を得ることができるのでしょうね。