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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽器を奏でる楽しさ広め 豊かな心を育むお手伝い
Jujo Music School 代表 下永達也

 
プロフィール 東京都出身。高校生のとき、シンガーソングライターの桐ヶ谷仁のバックバンドに採用される。慶應義塾大学卒業後、5年間企業に勤めるも辞職し、音楽業界へ。ミュージシャンや作曲家などの経験を活かし、Jujo Music Schoolを立ち上げた。さまざまな楽器を自由に学べることから幅広い年齢層の生徒が在籍する。組んだアーティストは、小泉今日子やSMAP、EXILE、吉田拓郎、井上陽水ほか多数。映画音楽も手がける。【ホームページ
 
 
 
楽器を奏でたいけれど自信がない。そんな人も自由に、手軽に音楽を楽しめるのがJujo Music School(ジュウジョウミュージックスクール)だ。ギターやピアノ、ベースにドラムなどの楽器を習いに、子どもから大人まで幅広い層が通う。代表の下永達也氏は、高校生のとき有名ミュージシャンのバックバンドに抜擢され、その後も誰もが知るアーティストと仕事をしてきた音楽界の重鎮だ。そんな人物が、なぜ音楽教室を開くに至ったのか?
 
 
 

ビートルズに衝撃を受け、音楽の世界へ

 
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インタビュアー 阿部桃子(ミス・ユニバース元日本代表)
阿部 東京都北区にある音楽教室「Jujo Music School」にお邪魔しています。私も音楽が大好きなので、下永代表との対談を楽しみにしていました。ギターやベース、ドラムにピアノなど、所狭しと楽器が並んでいて圧巻ですね。どれくらいの世代の方が通っていらっしゃるのでしょうか?
 
下永 一番下は小学校3年生から、中高生、ご年配の方までたくさん通ってくださっていますよ。
 
阿部 幅広い世代の生徒さんがいるのですね! 下永代表ご自身が音楽を始められたきっかけを教えてください。
 
下永 父がトランペットをやっていて、子どもの頃から家にレコードが溢れていたんです。私が本格的に音楽に目覚めたきっかけは、ビートルズでした。私がビートルズの音楽に出会った頃には解散していたものの、初めて聴いたときの感動は、今でも鮮明に覚えています。ビートルズを聴いていくうちに、彼らが影響を受けた黒人音楽にも興味を持ち、ブルースなどのジャンルを自分でも深く掘り下げていきました。そして、中学1年のときにギターを買ってもらい、自分でも弾くようになったんです。