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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

統計学に基づく性格診断
企業や保育園にコンサル

 

感覚派、行動派、思考派の関係を巧みに利用

 
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八木 さっそく、塩尻社長による性格診断がどんなものかをうかがいたいです。大きく分けて3つのタイプがあるというお話でしたね?
 
塩尻 ええ。まず、フィーリングのタイプに属する人は自分の感情で物事を判断する感覚派で、それまでどんな経験をしてきたか、過去の経験を重視します。一方、アクティブの人たちは思い立ったら即断即決の行動派。結果がすべてで、過去や未来より今が大事という価値観で生きています。
 
八木 なるほど、思い当たる人が何人も浮かびます(笑)。ネーミングも直接的でわかりやすいです。
 
塩尻 残る1つ、マインドは何事も頭で考え、納得してから行動に移す思考派。未来志向で、将来どうしたいかを踏まえて今のことを考えようとします。これら3つのタイプの違いを知っておくと、例えば小学生の子どもが泣きながら帰ってきたとき、親としてどんな対処法がベストかも自ずと決まってくるんです。
 
八木 確かに子どもへの対応一つとっても、さまざまな選択肢がありますよね。
 
塩尻 その子がもしマインドだとしたら、何か理由があって本人もそれを強く意識しているはずなので、「なんで泣いてるの?」と聞いてあげて大丈夫なんです。でも、アクティブの子の場合は自分が欲しい結果を得られなくて泣いているから、理由を尋ねても仕方がない。「どうしたかったの?」と聞くのがいいアプローチになります。
 
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八木 そうか、じゃあフィーリングの子は感情に訴えかけるのが良さそうですね。
 
塩尻 正解です。感情がどーんと落ちちゃっているので、ハグをしてあげて、「大丈夫だった? 心配ないよ」と声をかけてあげると回復が早まります。
 
八木 明確に対応を変えるべきなんですね。興味深いです。確かに、その理屈を応用すれば、会社の組織をどう運営するかのヒントにもなりますね。
 
塩尻 はい、会社のトップがまず自分のタイプを知って、それを基準に部下を選んでいくのも一つの方法です。3つの性格タイプはじゃんけんのグー・チョキ・パーのような関係になっていて、社長がイエスマンだけを周りに置きたいならこの人たち、価値観が同じほうが良ければこの人たち、むしろ自分と違う意見を持っていてほしいならこの人たちと、三すくみの関係をうまく利用するのがコツですね。