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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

若い職人と一丸になり
法面工事で社会に貢献!

 

スタッフを同じ目線で指導し福利厚生も充実

 
矢部 大勢の方を助ける一方で、急な斜面の工事は危険でもありますよね。
 
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大塚 確かに、一般的な工事と比べると危険だと感じられることもあるかもしれません。ただ、フルハーネスで体をきちんと固定していますので、安全対策もしっかりと取られていますよ。それに、東日本大震災や台風の復旧工事は本当にやりがいがありました。そうして経験を積み、2018年に2人の仲間と共に弊社を創業したんです。2022年現在、キャリアは13年目を迎えました。
 
矢部 念願の起業を果たした実感はいかがだったでしょう。
 
大塚 自分が動かなければ仕事が回らないということや、それまでの自分がいかに会社に甘えていたかを思い知らされましたね。ただ、事業は開業時から順調に拡大してきました。
 
矢部 どうして株式会社マルケンさんは躍進できるのか。その秘密を教えてください。
 
大塚 先ほどもお話しした通り、この仕事は危険で過酷なので、自分からやりたいと手を挙げてくれる人がなかなかいないんですよ。しかし、10名まで増えた弊社のスタッフは全員が20代です。どこにも負けない若さと馬力で実績を積み上げてきました。
 
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矢部 大塚社長が、まだ社会に出て間もない若者を育成できる秘訣が知りたいですね。
 
大塚 それは、自ら現場で先頭に立って同じ目線で指導することです。一方的に上から命令する昔ながらのやり方にならないよう、常に心がけています。また、スタッフやそのご家族に安心してもらうため、保険などの福利厚生も充実させているんですよ。弊社の給料は建設業界の相場より高いですし、ボーナスは年に3回あります。もちろん、出張や早朝・残業手当もしっかり支給していますよ。それは、私だけでなくみんなで良い生活をしたいからなんです。
 
矢部 建設業界には、社会保険すら完備していない会社が多いと耳にしたことがあります。大塚社長のお取り組みはまさにお手本ですね。でも、どうして大塚社長はそこまで周囲に配慮できるのでしょう。