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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

造園一筋の確かな技術で
高品質の苔玉を開発

 

いつの日か苔玉を世界へ発信したい

 
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水野 植松代表が仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
 
植松 自分のエゴを出さないことです。お客様あっての自分ですから、お客様最優先で考えなくてはなりません。求められているものを提供するのは当たり前。それ以上の付加価値みたいなものを提供できるように心がけています。仕事はもちろん対応の面でも、優しさや思いやりを持って接することが大切だと思っています。時々、スタッフの優しさが足りないと感じたら、𠮟りとばしています(笑)。
 
水野 愛情を感じるなぁ。造園業に加えて、新たに苔玉の移動販売に挑戦する植松代表の、今後のさらなる目標もぜひお聞かせください。
 
植松 私は、苔玉は世界に通用すると本気で思っているので、ECサイトを立ち上げて世界に輸出したいですね。今すぐできなくても10年後でも30年後でも、いつの日か実現したいと思っています。そして、造園業のイメージも大きく変えていきたいですね。
 
水野 メイドインジャパンのグリーンを世界に発信する。夢が広がりますね。コロナ禍になってから、おうち時間が長くなったこともあり、私もインテリアにグリーンを取り入れて癒やされているんですよ。今もどんどん増え続けています(笑)。小さなお庭と言われる苔玉は以前から興味を持っていたので、今日はお話をうかがってさらに好きになりました!
 
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植松 ありがとうございます。水野さんにそう言っていただけて自信が出てきました。苔玉にはもともとやっていた盆栽の針金がけや木の向き、仕立て、植え付け位置など、あらゆるテクニックが活かせるんですよ。
 
水野 技術と経験が活かされていますね。実は、苔玉ってもっとカジュアルなイメージだったんです。それに草花のものしか見たことがなかったので、こんなに本格的な木でつくったものがあることにも驚きました。今後は造園業に苔玉の移動販売と、ますます忙しくなりますね。
 
植松 今も365日休みなく働いているんですよ(笑)。地域のリピーターのお客様に喜んでいただける仕事をして、さらに全国、そして世界中の方々に植物の癒しを届けたいと思っています。
 
水野 本当に仕事を楽しんでいらっしゃいますね。今日は一つひとつをしっかりとやっていくことが仕事の本質だとあらためて気付かされました。植松代表の作品がいろいろなところで見られることを楽しみにしています。
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
「楽しもう」と意識はしていなくても、お客様に喜んでいただきたいという思いでやっていることを周りから認められると、楽しくなりますね。
(植松貞治)
 
 :: 事業所概要 :: 
  ■ 事業所名 マルトウ造園
■ 所在地 〒419-0201 静岡県富士市厚原251-2
■ 事業内容 園芸サービス業/造園工事/剪定/外構工事/維持管理業務
■ 創業 平成22年5月
■ 従業員数 2名
■ ホームページ https://marutouzouen.com/