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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

造園一筋の確かな技術で
高品質の苔玉を開発

 

苔玉の移動販売を準備中!

 
造園技術を活かし高品質の苔玉を開発!
造園技術を活かし高品質の苔玉を開発!
水野 苔玉を始められたのは、どのようなきっかけからなのでしょう?
 
植松 盆栽を始めた頃に苔玉にも興味を持って、趣味でつくっていたんです。でも、粘土質の土は水はけが悪くてすぐに枯れてしまって、今ひとつだなぁと思っていたところ、ある人から、神社の御神木を少しずつ切り分けたものを買ったけどどうしたらいいかと相談されましてね。苔玉にすればいいのではと思いつきいろいろ調べたところ、水はけの良い苔玉の製法にたどり着いたんです。それで、相談してくれた人に苔玉をつくってプレゼントをしたら、とても喜んでくれました。それからはせっせとつくっては毎日Instagramにあげていますよ。
 
水野 その出来事が、現在手がけている苔玉販売事業の原点になったと。今は苔玉をつくるワークショップも人気ですよね。
 
植松 そうですね。ただ、私の苔玉は世の中に出回っている苔玉制作キットとは、素材や吸水率、水はけなどの品質が大きく異なります。だから、ちょっとやそっとじゃ枯れないんですよ。造園で培った技術やノウハウを最大限に活用して開発できた苔玉だと自負しています。
 
水野 造園を極めたプロが企画、デザインしたものだからこそ、一味も二味も違うんでしょうね。
 
植松 ありがとうございます。実は今、苔玉を移動販売車で販売する準備も進めているところなんです。
 
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水野 ナイスアイデアだと思います! 盆栽はご年配男性の趣味というイメージも根強いし、なんだか手入れが難しそうでハードルが高いのに比べ、苔玉は見た目もかわいいし、手軽なのもいいですよね。いつからスタートですか?
 
植松 もうすぐ富士宮の商店街のお祭りがあるので、そちらで出店できればと考えています。
 
水野 楽しみですね。苔玉なら、自宅はもちろん、お店やオフィスに置いてもインテリアとして素敵だから、身近なグリーンとしては最高だと思います。